今日:9 hit、昨日:34 hit、合計:19,399 hit
小｜中｜大
10 ページ10
走って走って繁華街に流れ着く
人混みの中
さて、どこに行こうか。と立ち尽くす
何も考えていないし、もう夜だ。
こんな遅くに泊めてと言って友達は許可してくれるだろうか？
こんな時に親身になって相談に乗ってくれる友達や支えてくれる友達は近くに居ない
私こそいっそのこと地元に帰ってしまおうか？
スマホはけたたましく震えて着信を知らせてくる。
見なくてもわかる。
サンしか居ない
スマホを確認しないままフラフラと繁華街を歩いて屋台のご飯を食べてみたりする
スムージーを買って公園のベンチに腰掛けてスムージーを吸い込む
きーん。と頭に冷たさがくる
サナと一緒にいて楽しかったんだけどな…どんなに頑張っても幼馴染と昔過ごした時間とたった一年の付き合いじゃ勝てっこない
わかっているのに、悲しくなる
これからどうしよう？
ここから近いホテルにでも泊まろうか、
そして荷物を引き取って数日友達の家に泊まらせてもらって大学寮が空いてれば申請して寮に入ろうかな…
スマホがチカチカと光るので反射的に目に入る
SN「A…こんなに夜遅くだよ。心配だから一言返事だけでもして」
何十件の着信と何十件ものメッセージ
最新のトークがこれだった。
悩んだけども、無事の意味も込めて既読だけつけた
まだなんて言えばいいか頭の中で整理がつかない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：ATEEZ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむ
| 作成日時：2023年7月30日 1時
