【短編集】夢を見た (ページ7)

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これは明日のデートは家になりそうと思いながらサニを床に転がして布団をかける

翌朝サンはリビングから起きて寝てた？とほわほわしてる半分寝てる状態だったけどのそのそ移動してベッドで寝直していた

私は起きて平日に手づかずにいた家事をして、洗濯をしてコーヒーを飲みながら課題を取り組んでいたところにサンが起きてきた

もう12:00だけど

SN「おはよう」

まだ半分夢にいるみたいでぼんやりしたご様子

「おはよう…昨日床で寝ちゃったの覚えてる？」

SN「んーーなんとなく？あれ？でも僕ベッドで寝てたよ！」

「そう、途中で起きて移動してたみたいだよㅎㅎ？」と笑えば本人も覚えていないようでケラケラ笑っていた

SN「課題？起きるの遅くなってごめんね。もうこんな時間だ」

「うん、大丈夫だよ。頭痛く無い？」

SN「うん、平気。天気良いし外でご飯食べない？」

「うん、そうしよっか」

サンも着替えて少し都心部に出て歩く、するとサンが繋いでいた手を解いて吸い寄せられる様に歩いていく

SN「イェナ！！」
大きな声を出して笑顔で一人の女性に駆け寄る。その方もサンの顔を見てパッと明るい表情に変わる

それから私のことも忘れて話に夢中になっているサニを遠くから眺めていた。

私の話題になったのかサンから手招きをされて、紹介される
SN「僕の彼女のA。こっちは幼馴染のイェナ！何度かAに話をしたことがあるでしょ？あれイェナのことなんだ」

「あー覚えてます。はじめまして、こんにちは。よくサニから話を聞いてます」

彼女はとても感じの良い方で、サンの話してた通りとても優しくて良い子なのが伝わる。

久しぶりに会えて嬉しいのか思い出話に花を咲かせている

イェナさんが約束があるそうでお別れしてから私はモヤモヤとした気持ちでいた。
反対にサニはご機嫌で、イェナもこっちに出てきたんだって！と嬉しそうに話す