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帰り道友達と別れてトボトボ歩く
家に近づいて自分の家の敷地に入ろうとした瞬間
向かいの家から人影が動く
WY「こんな遅くまでどこにいたの？」
「ウヨン！？びっくりした…」
WY「酒のんだ？顔赤い…」
ズカズカ近づいてきて、私の頬を少し冷たい手が包む
「うん、、友達と」
WY「タバコの匂いもする。男もいたの？」
「まあ、」
WY「は？」
WY「なんて？男と酒飲んだの？」
急に真剣な顔つきになり、問いただしてくるからこちらも緊張する
「うん。そうだけど、？」
WY「お前の用事ってそんなことだったの？」
「そんなことって……いいじゃん」
WY「俺以外の男と会うことが大事だったの？まさかと思うけど彼氏じゃないよな？なぁ？」
「違うよ、ただそう言う飲みの場行っただけ。ウヨンには関係ないじゃん」
WY「だめ、そんなところに行くなよ」
「なんでよ？」
WY「ダメなもんはダメ」
「ウヨンも合コンとか行くでしょ？それと同じじゃん」
WY「Aはだめ」
「なにそれ理不尽」
WY「俺は良くても、Aはダメ！俺以外の男と遊んだりしたらダメ。酒も飲むな…飲み会にも行くな…俺以外の男に誕生日祝われたりしないで」
「なによ…ウヨンめちゃくちゃだよ」
目の前のウヨンは先程までは怒る勢いだったのに、今はとても自信なさそうに不安げに話している
WY「彼女と別れてきた。だから、俺Aの誕生日祝いたい」
「へ？私が言ったこと本気にしたの？」
WY「当たり前じゃん。彼女よりAの方が大切だから」
おかしなことを平然と言うから私も変になりそう。
もしかして…
「ねえ、ウヨン」
「…もしかして私のこと好きなの？」
その言葉の返事が聞こえるまでの時間が長く感じた
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作者名：えむ
| 作成日時：2023年7月30日 1時
