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彼女がいつ目を覚ましてもいいようにベッドに寄りかかっていたらどうやら、自分も寝ていたらしい。
俺が動いたら彼女にも振動が伝わったのか、Aが目を覚ます
「んー、え？ホンジュンア？来てくれたの？」
HJ「A心配した。大丈夫？辛くない？」
「うん、昨日より熱は下がった気がする」
HJ「連絡したけど返事こないから心配で、来たら風邪ひいてて心配した。気づいてやれなくてごめん…あと、その、、記念日のことも…」
「ううん、大丈夫」
彼女は平気そうに笑う姿に胸がぎゅうっと切なくなる。
HJ「大丈夫じゃない…もっとわがまま言って甘えて…俺、自分のことが情けない」
「どうしたの？」
HJ「いや、ああ…ご飯食べる？コンビニのだけど買ってきたし薬も飲んで…」
病人に長話するのも気が引けて話題を変える。
「あ、ありがとう」
買ってきたおかゆを温めて器に入れて、彼女に食べさせる。
彼女は少し恥ずかしくて自分で食べると言ったけど譲ってやらない。思いっきり甘やかしてやると決めたからゆっくり食べさせて解熱剤を飲ませる
HJ「目が覚めてもずっとここにいるから安心して…」
「ん、ありがとう…」
「あの、手、、その、繋いでくれる？」
また恥ずかしそうに聞いてくる彼女
可愛いお願いに俺はもうデロデロに溶けていた
HJ「もちろんハグもキスもお望みのままに…」
「手だけでいい」と口をとがらして言うからまた、可愛くて
俺から彼女の小さな手を握って、冷えピタが貼ってあるオデコにキスをした
HJ「Aの言う願いならなんでも叶えてあげたいよ」
「えへへ、ありがと」と照れ笑いした後に繋いだ手をそのままに眠りについた
彼女は翌日全快して、俺は即彼女と同棲することを決意を伝える
二人の新生活が始まるのはそう遠くない話
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作者名：えむ
| 作成日時：2023年7月30日 1時
