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誕生日一週間前の出来事
WY「A！わかってるよな！今年も家行くから！楽しみにしてろよー」
教室移動中に目の前に現れたとウヨンはそう言うとニヤニヤと笑って見せた。
その言葉を聞いて、今年も誕生日を祝ってくれるという嬉しさともうお祝いしなくて良いよという言葉が出てきそうになる。
(だってウヨン彼女いるでしょ？)
「じゃあな！」と手を振って歩いていくウヨンの背中を見てまた、考える
別にウヨンのことは嫌いじゃ無いしむしろ好感を思ってるけど、相手は私に対して何も思っていないと思っている。
ウヨンは、シーズンごとに違う女の子を連れている。
女の子を取っ替え引っ替えして、見るたびに違う女の子と歩いていて私はその度に顔を顰めた
私がウヨンを好きと言いきれないのは、一途では無いという点がひっかかっているから…
だから好きとも言わない。ただ私自身、恋愛するまではウヨンのことを眺めていることにした。
私の恋愛はと言うとウヨン、そのお友達のサンくんヨサンくん以外に男の子の友達は居ないし
冴えない私には縁がないと思って恋を諦めかけていた
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作者名：えむ
| 作成日時：2023年7月30日 1時
