第51話 ページ6
Aside
あなたの事は、私が絶対に守るから
そう、言ったけど──
「あ、あははー……つ、捕まっちゃいましたね」
私は今 縛り付けられたうえに、木にぶら下げられている。あの人、凄く便利な能力持ちだと思うよ、私。
でもまぁ、考えたらそうだよね。蜘蛛の怪物さんっぽいんだから、蜘蛛の糸くらい出せちゃうよね。
……お陰で、今この状況になっている訳だけど。
まぁ、普通に考えてみればプリキュアにも私はなれないし……ナイトメアの人と一人で遭遇したらこうなっちゃうか……
私と謎生物……いや、パルミエ王国の人ってナイトメアの人が言っていたからこの子はココさんやナッツさんたちと同じ……妖精さん、なんだと思うけれど……
「ルテ……って、これからどうするつもりルテ？」
「うーん……でも、私には何も出来ないし……夢原さんたちが来てくれるのを待つしか……」
「そんな呑気な……」
「でも、大丈夫。夢原さんたちなら絶対来てくれますから...！」
確証はないけど……でも、大丈夫。きっと、夢原さんたちなら──！
「Aちゃーーーん！」
あっ、ほら……！
聞き覚えのある声が耳に届いて、心底安心した。
「ほ、ほんとに来たルテ……」
「ほら！私の言った通りだったじゃないですか！」
夢原さんたちの姿を見ると、不思議と安心しちゃうんです。夢原さんたちなら……きっと、事を最善の方向に運んでくれるって自信があるから。
「ふっ、来たねプリキュア」
「ナイトメア！二人を返して！ ... えっ、二人？」
……あ、そっか。
夢原さんたちはまだこの子の事、知らないんだっけ。
……そういや、私もこの子の名前はまだ聞いてなかった、かも……
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もにゃか - 星猫さん» 星猫様コメントありがとうございます。今後とも応援して頂けますと幸いです! (2021年3月29日 18時) (
レス) id: 203dc52435 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！！ (2021年3月29日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにゃか | 作成日時：2021年3月27日 0時
