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昼休み、学食で列に並んでメニューを見上げる。
チャーハンかオムライス……
どっちにしよう、早く決めなきゃもうすぐ私の番なのに。
「A決まった？ 」
「うーん、、、オムライスかチャーハンか」
「えー！ 私もその２つで悩んでる！ 1個ずつ頼んで半分こしない？ 」
「うん！ うんうん！ 」
リオちゃんとは好きな食べ物も同じ事が多い。
だけど今食べたいものまで一緒なんて、びっくりだ。
両方食べれて嬉しい気持ち、だけど同じ物を食べてるのに、どうしてこう中身も外見も全然違うのかな……。
他人なんだから当たり前の事なのに、不思議に思ってしまう。
出来上がった料理を前に向かい同士に座って、私は先にオムライスから頬張った。
「ベクって最近、Aのこと気に入ってるよね」
「ぐ、」
いきなりそんな事を言われて、ゴクっと口の中の物を飲み込んでしまったらむせてしまった。
当然だ。まだ噛んで無かったんだから。
「ん？ 大丈夫？ 」
グラスの水を手渡しされて、それをゆっくり流し込む。
動揺しちゃ駄目、普通に、普通に。
「ふぅ、……えっと、なんだっけ？ 」
「ベクがAを気に入ってるって話」
「わ、私はそんな風に全然思わないけど……」
「今日の1時間目だってそうだし、席替えの時も無理矢理じゃなかった？ 」
「あれはチャニョル君が「ギョンス君すっごい呆れた顔して席移動してたし」
それは確かに、溜息ついてたような……。
「A相手にしちゃ駄目だよ」
え、、、
「な、なんで？ 」
聞かなきゃいいのに、でも知りたい。
ベッキョン君と仲良いリオちゃんがそうやって言う意味。
「だってベク馬鹿じゃん。Aに移ったら困る」
「あ、はは。大丈夫だよ」
良かった。そんな理由で。
だけどリオちゃんに言えない事が少し苦しい。
「夏休みの時もさー」
見てよコレ、とスマホを触りだしたリオちゃん。
オムライスを食べながら、私もそこへ視線を向ける。
「あった、あった、見て！ 金髪だよ？ 」
今度は吹き出しそうになったけど、どうにか耐えた。
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ねこたん(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します！！このお話読ませてもらってます✨応援してます！ (2021年11月10日 18時) (
レス) @page2 id: d1f46be94a (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - もにかさま、、2年と半年更新がなくて、、とても心配です(T_T) (2020年4月21日 8時) (レス) id: 27ebbb100c (このIDを非表示/違反報告)
きょうか(プロフ) - とても続きが気になります！このお話のベッキョンがとても好きです！ (2019年9月7日 7時) (レス) id: 6b824402d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2017年8月27日 1時
