♯42 ページ42
「でね、そいつがさ
私が可愛がってる後輩に手を出してさー。」
飲み会から帰って来て
篤人もちょうど練習終わりで帰って来て
ご飯を食べるところで
今日もSkypeを繋いで話す。
「本当にやめてほしいよ。もう。」
篤「いいじゃん。別に。
Aが付き合うわけじゃない。」
「そうだけどさ…」
篤「ってか、Aは何か欲しいのある?」
「え?なに?」
篤「クリスマスがどうとか言ってんじゃん。
欲しいのあんのかなーって。」
「んー、大人美人に簡単になれるもの。」
なんだそれ。
って笑われたけど、本気で欲しいんだもん。
後輩にも
Aさんは、かわいらしいって感じだから
うらやましいです。
って言われたけど
可愛いより、綺麗って言われたいじゃない?
篤「あ、日本に帰る日決まった。来週。」
「どのくらいいるの?」
篤「こっちも今リーグ戦の最中だし
3日くらいかな?」
「ホテル泊まり?」
篤「いや、俺、ホテル嫌だ。帰る。」
「みんなと一緒じゃないの?」
篤「一緒だけど、いい。俺帰る。」
「わかった(笑)
確かその日は会議だけだから
迎え行こうか?」
ご飯食べながら、ニーって嬉しそうに笑う。
そんな顔されたら断れないよね。
474人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mamico | 作成日時:2014年8月11日 21時