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♯41 ページ41

「Aさん、クリスマス、彼に何あげるんですか?」



会社の飲み会に久しぶりに参加したら

会話の内容は

やっぱり恋バナ。


「Aさん、本当にうらやましいです。

イケメンで

お金持ちで

尚且つ、成功してて。」



別に隠すことじゃないから

会社の仲良しの後輩には

篤人と付き合ってることを話してある。



「そんなことないよ?

まぁ、顔はかっこいいけどね(笑)」



「そこ大事ですよねー(笑)」



「ドイツどうでしたか?」



「楽しかったし、幸せだったなー。」



「私は寂しかったです。

Aさんいないと、お昼もおいしくない!」



「嘘ばっかり。

がつがつ食べてたのはどこの誰よ!」



ビールグラス片手にゲラゲラ笑って


「二人の彼氏さんは、どんな人なの?」


後輩二人に話を振ったら



「私は…川村さんと…」



「はぁ!?!?!?」


思わず大きな声を出してしまって

後輩に、Aさん!シー!!って怒られた。



「川村!?なんで!?」


川村なんて呼び捨てにしちゃったけど

うちの会社1のわがまま男。


何かあるたびに

「Aさーん。お願いしちゃっても…いいですかね?(笑)」

って。


「川村さん、すごくいい人なんですもん。」



後輩が言うには


私がドイツに行ってる間、二人で飲みに行った帰り

ナンパしてきたしつこい男に

ずっと付きまとわれて


そしたら

たまたまそこに川村が現れて

助けてあげたとか。


これが世に言う、ギャップ萌えですね!

なんて、笑っている後輩二人。



可愛がってる後輩の彼氏となれば

お願いされちゃっても、断りずらくなるじゃん。



あー

まさかのドイツ行きを後悔した瞬間だった。

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設定タグ:内田篤人 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:mamico | 作成日時:2014年8月11日 21時

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