♯39 ページ39
必ず迎えに行く。
彼は絶対嘘はつかない。
だから、私は言われた通り
後悔しないように
やりたいことをやり切ろう!
って心に誓った。
二人で過ごす最後の夜は
ベッドにうつ伏せになって並んで
顔を見合わせていろんな話をした。
サッカーの話をされたけど
やっぱりわからなくて。
わかろうとも思わないって言ったら
Aはそれでいいや
って、笑われて
ちょっと隙を見つけてはキスをして
二人で照れて
篤人に腕を回されてたから
右手を絡ませて
「篤人の指が好き。」
篤「ん?
あ、マッサージしてよ。」
はいって、手を広げてきたのに
いざやろうとすると
痛い痛い騒いで暴れて。
二人でたくさん笑って過ごした。
帰りたくなかったけど
決めた。
日本に戻ったら
栄養の勉強をしよう。
ドイツの勉強もしよう。
そしたら
帰ることも嫌じゃなくなった。
仕事も精一杯やろう。
だから明日は
笑顔で日本に帰ろう。
最後の夜は
篤人にたくさん愛してもらった。
もう無理。
って思う位、愛してもらった。
寝るときは
篤人にぎゅっと抱きしめてもらって寝た。
その日は幸せな夢を見た。
次逢えるのは、日本かな?
待ってるね
待ってるからね。
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作者名:mamico | 作成日時:2014年8月11日 21時