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♯20 ページ20

なにするわけでもなく


二人で過ごす二人の空間が好き。










【明日からオフ。行くね。】



突然こんなメールが来るのはいつものことで。



「ただいまー。」



家に帰ると、玄関に見慣れたスニーカー。



リビングの扉を開けると

ソファに寝っ転がってる姿。



篤「おかえり。」



「ご飯は?」



篤「食ってない。」



「どこか食べに行く?」



篤「んー。」



「来るって前もって言わないから

買い物してないんだもん。」



篤「いつもじゃん。」





冷蔵庫を開けると

昨日の残りくらいしかなくて。



「残り物しかないよ?」



篤「いい、それで。」



「篤人が来ると、冷蔵庫が片付くよ。」



好き嫌いしないで、何でも食べてくれる

しかも、ご飯はどんぶりで。




ご飯が終わって

ソファでまた横になってる篤人。



洗い物をしてても

なんてことなく寝てる。



手伝うよ。

俺、持つよ。


なんて言う男の人が苦手なこと知ってるからか

もしくは、本当にめんどくさがりなのか。





ただ、彼が唯一動き出すのは


「篤人、お風呂出来たよー。

先に入ってきたら?」



篤「A!一緒に入る?」



「嫌。変態。」



篤「いいじゃん。入ろう入ろう。」



お風呂の時だけはっていうのもね(笑)

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設定タグ:内田篤人 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:mamico | 作成日時:2014年8月11日 21時

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