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♯12 side A ページ12

[おはよう、ウシ]


篤「おはよう。」


[ウシ。なんだか、機嫌がいいみたいだね!]


篤「まぁね(笑)」



着いてすぐ、チームのメンバーに

すげぇ言われた。


そりゃあね

半年経って、やっとだよ。


正直、もっと早く呼べるかなって思ってたし

帰った時ももうちょっとゆっくりできると思ってた。


けど、Aは仕事忙しそうにしてて

2日休みがあればいい方ってくらいで。


そして、俺は帰国したら

取材、番組収録、取材、取材、取材。


代理人の秋山さんに

文句言ったくらいだし。



俺は、芸能人じゃない。

サッカー選手だっつーの。



帰国して、東京に泊まりって言われたから

ホテルじゃなくて、Aん家に。

って、思ってたのに

その日はエリアマネージャーの会議でいないとかで。



結局逢えたのは、帰国前の1日だけだったし。













今日の練習は昼までで


終わったらAを迎えに空港まで行く。



朝起きていつも通りにメールをして



練習場についてすぐ


【空港まで迎え行くから。

気を付けて来いよ。】


ってだけメールを入れてた。



いつも通りの練習を終えて

シャワーを浴びて

普段は見ない鏡を見てみる。



髪、乾かしたままでぼさぼさ。

服、ジャージ。


ま、いっか。


サングラスだけかけていこうっと。

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設定タグ:内田篤人 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:mamico | 作成日時:2014年8月11日 21時

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