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すろぉもぉしょん ページ21

※これはピノキオピー様の『すろぉもぉしょん』という曲のパロディです。

ky視点
ある日の夕暮れ。ハウスでの撮影を終え、俺は家へと帰っていた。途中でコンビニにより晩飯用の弁当を買った。
部屋に帰り、テレビをつける。
クイズ番組がやっていた。それを見ながら弁当を食べる。俺も少しクイズの答えを考えたがら思った以上に簡単に答えがわかってしまったので、意味のわからないボケをして答えてみた。
なんの意味もない。誰がツッコム訳でもなくて時間が進んだ。

夜になり、いつも以上に体がだるいため熱を測ってみた。37.9。熱が出ていた。

こういう時は寝るのが1番。俺は布団に潜り寝ることにした。目をつぶると今日の撮影を思い出して少し笑った。アイツのマヌケな顔、思い出すだけでおもしれぇ。

「ああ、死にたくないなぁ。」

なんてボソッと呟き、眠りについた。



10代の頃
少しイキっていたおれは、ゲーム実況者などというコンテンツに手を出してしまった。

成人した頃
自分がどれだけ恥ずかしいことをしてきたのかと気づき、少しずつスタイルを実況を良くしていった。

そして最近
自分の身の丈を知り、ある程度の妥協と努力を上手く使い分けれるようになった。

そのどれもが全部俺で。
どの時期も俺なりに色々考えて最大限楽しんできたはずだ。

そんな夢を見ていたら、体中に汗をかいていることに気づき寝巻きを着替えた。
時計を見ると午前零時であった。
こんなふうに時間を過ごしてもう何年経つんだろう。
いつも以上に時間がゆっくり進んでいる気がした。

小さいかった少年が年老いた老人になるのか。ふと、そんなことを思う。躁鬱か?なんて不謹慎なことを思う。気分が上がったり下がったりと、熱がある時は脳がよく回ってないらしい。

今日投稿した動画を見る。
粘着してでも、不精でもない。ただただ、俺の動画を見て笑ってくれる。そんな、愛を送ってくれる視聴者。

「ありがたいな。」

自分の強運を実感する。

どんなに若い俺もいつかは歳をとったじじいになる。
こんな恥じの多い動画も、いつかは笑い話になるかな。

きっと大丈夫




続きます

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作者名:ダイヤ | 作成日時:2020年7月18日 2時

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