くだらない日常こそ至高 (ページ13)

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結婚 5 ページ13

「まず、このようなメッセージビデオを作って頂きありがとうございます。こんなにもたくさんの人に祝って貰えるなんて思っていなかったのでとても嬉しいです。
後、メンバーからの感謝の言葉もとても嬉しかったです。ありがとう。
親族の皆様、今日ご参加いただきありがとうございます。感謝を伝えるべき相手が多すぎて誰にこのスピーチ時間を裂こうか本当に悩みます。
けど、今日は…メンバーがいつもより少し素直にお話をしてくれたので僕もこのような機会くらい素直になろうと思います。」

なにを言おう。最高にふざけるのも俺ららしさかもしてない。けど、自分の気持ちを素直に言葉でいって感謝を伝えられる機会なんてそうそうないだろう。だから、今日くらい…

「メンバーには感謝してもしきれません。俺は心からこのグループの一員であることを喜びを感じています。
キヨはいつも彼なりの世界を皆に見せてくれる。新しいことも自分の気持ちにしたがってどんどん始める。そんな人です。
こーすけはこんなまとまりのないグループをいざって時は引っ張って、時には一緒に悪ノリして、誰よりその場の雰囲気を理解に良い方向に持って行ってくれる人です。
ヒラは自由人で努力家。何より彼は独特の世界感を持っていて、誰も思いもしていなかった発想を急に出せるそんな人です。
全然タイプが違うし、正直喧嘩やギスギスなんてよくあること。でも、俺らは、最俺はそれを楽しむグループだと思います。普通は喧嘩しない方がいいし、ギスギスしたり、不仲に見えないようにした方が絶対いい。でも、それをしない。
俺らは自分たちが不仲でないと、仲がいいと信じているからこそ周りからなんと言われてもそれを逆にネタにしてしまう人らです。
そんな人おかしなグループで、でもその分互いを信頼してて、この4人でいるととても楽しい。実況者を始めたからこんなにたくさんの人と出逢えた。3人のおかげです。ありがとう。
こんな、面白くていいヤツらと同じグループで色んな人と出逢い、こうして最高の結婚式を挙げられた僕は幸せ者です！長くなりました。皆さんありがとう。これからもよろしくお願いいたします！以上！」

深々とおじぎをする。言いたいことは言った。
幸せだなぁ。
そっと呟いた。
3人のテーブルに5本の白い薔薇の花束を置いておいた。俺からの気持ちだよ。