結婚 4 ページ12
「どうも。最終兵器俺達で活動しております、ヒラこと▢▢です。」
いつもの綺麗な読み方でそういうヒラ。
「今日は僕の大親友の○○くんの結婚式です。なので僕も彼に感謝感謝を述べようと思い、ここで手紙を読ませて頂いています。少々お時間頂きます。まず、先程僕は彼を大親友と呼びましたが、別に小さい頃から仲がいいとかではありません。彼としっかり話すようになったのは最俺として活動するようになってからです。学生時代は会えば話すくらいの浅い中でした。最俺の活動が始まり、彼とよく喋るようになり、彼の良さを知りました。1番は聞き上手で話し上手なところです。僕の話を変だと笑いながらもしっかり聞いてくれるし、それに対して面白い返しをしてくれます。何より彼はどんな変なやつにでも等しく優しくしてくれます。彼の結婚を聞いた時、とても嬉しい気持ちになりました。けど、彼は少し心配そうでもありました。だから、一言言っておきます!フジ!俺らはこれからもずうっと友達だから、少しの変化くらいで離れたり、会わなくなることなんてないから。だから、これからも俺と俺らと最俺として、友達として仲良くしてください!よろしくね!」
そう言い終える。満面の笑みで。
俺はとても嬉しくて。
あいつら3人とも俺を最俺のメンバーとして、ビジネスパートナーではなく、友人と言ってくれた。
まあ、友人なんだけど結婚によって会えない日は増えるだろうし全て今までどおりは難しいだろう。
でも、彼らはきっとそんなことくらいでお互いを離したりしないんだ。この10年以上の付き合いは確かに俺らの友情を深めていた。
そんなごく当たり前のことを今更考えるなんてね。
司会「では新郎の○○さん。これらのメッセージに一言お願いします。」
この幸せな気持ちはみんなにも分けなければならない。
「はい。一言と言わず、少し長々と話させて頂きます。」
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作者名:ダイヤ | 作成日時:2020年7月18日 2時