＊俺の裏の顔 ページ8
放課後
A「それでさぁ〜」
やっぱり
教室にいる鈴木はずっとAの顔をずっと見ている
A「一也〜」
御幸「おっ、どうした？」
A「だから、前に野球しててさぁ、沢村君がね」
御幸「なに俺の前で違う人の名前だしてんの？」
いつものようにAに寄り添う
A「だって、面白かったんだもん」
「一也は走ってわからないと思うけど、沢村君がボールを足で踏んでコケたの」
「その時の声が面白くて一人でツボってたのｗ」
御幸「へぇ〜」
A「私の話、つまらなかった？」
御幸「ううん」
「Aが俺の事以外で笑ってるの気に食わないだけ....」
A「なにそれｗ」
「一也は嫉妬にもほどがあるよ」
それはわかっている
御幸「ハハハ....」
「こんな俺、嫌い？」
口からこの言葉がでてきてはっとする
御幸「いやぁ、聞かなかったことに...」
A「いや」
「どっちかって言ったら嬉しい.....かな？」
「好きな人にこんなふうに思ってもらえるなんて、私は嬉しいけどな」
えっ！？
Aの言葉に驚いていた
A「それに私だって嫉妬してるんだからね」
「女子から沢山きゃあきゃあ言われて、私が彼女なのにな〜って思って」
「その時は一也はイケメンだから仕方がないのかなって」
そんなことを思ってくれているのも初めて知った
正直、嬉しかった
御幸「A〜そんなこと思ってくれてたのかよ〜」
A「やめてよ、ここ教室」
御幸「教室でこんな話してる時点でおかしいでしょ」
A「それは一也、あんな事言うから、私もノリに乗って....」
顔をプク〜ってするAも可愛い
御幸「ハハハ、可愛い」
A「もう〜」
「一也も今日から復帰できるんでしょ、早く部活いこう」
御幸「うん、そうする」
A「青葉君もいこう」
なんで鈴木もついてくる？
そう鈴木も野球部に入部したのだ
松方シニアで投手してたって噂
一回でもいいから受けてみたい...捕手として
謎の絵ができている
なぜなんだ
彼氏がいるっているのに
真ん中、鈴木がいる
Aは鈴木と楽しく話しているし、ムカつく.....
これだから、鈍感は....
なんか隣からは、どうだみたいなオーラを感じる
鈴木ってやっぱり内面性格悪いのか
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作者名：サナギ | 作成日時：2021年10月29日 17時
