＊彼氏の裏の顔 ページ6
A「一也が戻ってこないとって倉持君が言ってたよ」
御幸「俺も聞いた、倉持もキャプテンの苦労がわかったんじゃね」
A「一也も大変だし、倉持君も大変だし。まぁお互い様だよ」
「それじゃあ、私達はもう行くね」
「まだまだ、回ってない所あるから」
御幸「嫌だ、まだ行かないで」
一也は私の腕を引っ張る
A「一也、離して？」
御幸「けど....」
A「後でね」
御幸「本当に？」
A「本当だよ」
御幸「それだったら、それじゃあ頑張ってね」
私達はブルペンの方を見に行く
なんか一也、おかしかったな
A「ごめんね、鈴木君」
鈴木「気にしないで」
A「一也が、あんなにわがままなの久しぶりに見た」
鈴木「Aちゃんは御幸君だったけ、その人のことを名前で読んでるの？」
A「まぁ、幼なじみだし、普通なのかな」
鈴木「俺も名前で呼んで欲しい」
A「うん、いいよ」
「私の事も呼び捨てでいいから」
鈴木「よろしくねA」
A「よろしく、青葉君」
「それじゃあブルペンに向かうをおうか？」
鈴木「うん」
ブルペンに向かう
A「監督」
監督「A」
A「鈴木青葉君です」
鈴木「片岡先生」
監督「担任の先生から聞いている、青葉は投手だってな」
鈴木「はい、シニア時代の話ですが」
監督「どういうことだ」
鈴木「今は、外野手やる方が多いです」
監督「どこのポジションだ」
鈴木「センターです」
監督「そうなのか、体験というのだから、ブルペンで投げてみないか？」
鈴木「いいんですか？よろしくお願いします」
そのまま、青葉君はブルペンの中に入る
キャッチャーをするのは小野くん
パァン
小野「ナイスボール」
鈴木「ありがとうございます。小野くんでしたっけ？」
小野「男子に君呼びされるのとか新鮮だな」
「呼び捨てでいいよ」
鈴木「小野、ありがとう」
なんか野球部の皆と仲良くなってるから良かった
見学終了
鈴木「今日はありがとう」
A「どこに入るか、決まった？」
鈴木「う〜ん、野球部いいなって思ったよ」
「同学年も優しかったし」
A「決まったら、入部希望の紙だしてって先生から言われた」
鈴木「了解」
A「それじゃあ、また明日」
「気をつけてね」
鈴木「また明日」
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作者名：サナギ | 作成日時：2021年10月29日 17時
