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*俺の裏の顔 ページ20

〜倉持回想シーン続き〜


青道高校野球部に入部して、半年



3年生が引退して、秋大会が近づいていた頃




ピッチャー「御幸、ごめん」



今はシートバッティング中



ピッチャーの投げた球が、バッター御幸の太腿に当たってしまった



御幸「大丈夫」


ピッチャー「けど、一応保健室で湿布貼ってきたほうが....」


御幸「そこまでじゃないよ」



けど、高島先生の命令で保健室に行くことになった御幸



高島「それじゃあ、付き添いでAさん行ってきてくれない?」」


A「私ですか?わかりました...」



そのまま御幸とAは校舎に向かって歩いていく



監督「それじゃあそのままシートバッティングの続き」


全員「はい」



シートバッティングを続けて、休憩時間



高島「遅いわね」


「倉持君、保健室に行って御幸君達の様子見てきてくれない?」



倉持「わかりました」



あの保健室にいったきり帰ってきてないらしい



校舎 保健室



倉持「お〜いお前っ」




A「一也、やめてよ。誰か来たら嫌だ」


御幸「いいんじゃんか、誰か来たら、俺らはそこまでいったカップルですって言えば」




保健室のベットから聞こえる声は、御幸とA



今は聞こえる所ではなく、御幸とAが付き合っていることに衝撃を隠せない....




俺の初恋が終わったんだなと思った



まぁ、あんなに可愛いかったら彼氏くらいいるよな.....




A「超えてない、これ誰かに聞こえて」



倉持「なに保健室のベットで越えようとしてんの?」



A「倉持君!?」


「なんでここに」



倉持「なんでって、お前らが遅いから、高島先生に呼んで来いって言われて来た」



A「さっきの話聞いてた?」



倉持「これ聞かれたらどうするのって言ったところから」



A「全部聞こえてたのか...恥ずかしい」



Aはベットの布団で顔を隠している



御幸「もう少しで行くからって礼ちゃんに伝えといて」



倉持「わかった。遅くなると高島先生怒るし、監督にも怒られるぞ」



御幸「了解」



そのまま俺は保健室を出る



はぁ、初恋はこんなにもあっけなく終わるのか....



その後は、どっちもの相談役にまわった



〜倉持の回想シーン終了〜



御幸「あの時そんなこと思ってたんだな」


倉持「ベットにいたのには驚いたけどな」


「あの後めちゃくちゃAに説明された」


「超えてないって」






*俺の裏の顔→←*俺の裏の顔



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作者名:サナギ | 作成日時:2021年10月29日 17時

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