*俺の裏の顔 ページ19
これは俺の単なる嫉妬に過ぎない
先生は、青葉のことをAに任せてるから仕方がない
心配、俺もしてほしい....
最近、話しかけられる時は青葉のこと
心のモヤモヤを態度に表してしまった
絶対、嫌な思いしただろうなA
倉持「Aになんかあったのかよ」
後ろから倉持の声が聞こえた
倉持「俺にはなにがあったのか知んねえけどよ」
御幸「ごめん、俺が嫉妬しただけ」
俺は倉持の言葉を遮るように喋った
御幸「Aが青葉のこと心配してて、嫉妬した」
「俺の事も、心配してほしかった...ただそれだけ」
倉持「なんだそれだけかよ」
御幸「それだったけってなんだよ」
倉持「いつもバカップルやってるのによ、嫉妬だけでこんな感じかよ」
「Aのやつ、元気なかったんだぞ」
御幸「そうなのか.....」
倉持「まぁ、それくらい御幸が好きなんだって思ったわ」
「このリア充が...」
御幸「倉持君も好きな人くらいは作りなよ」
倉持「うるせえな、けどいたよ、好きな人」
御幸「えっ!?いたの」
倉持「まぁ失恋したけどよ、すぐにな」
御幸「誰だよ、その人」
倉持「A....」
御幸「えっ....」
倉持「そんな反応するんじゃあねえよ」
「安心しろよ、もう諦めたよ」
御幸「いつからだよ」
倉持「始業式」
御幸「もしかして一目惚れか?」
倉持「そうだよ」
「あれは、高校1年生の時...」
〜倉持の回想〜
俺は高島先生からスカウトで来たため、友達は誰もいなかった
始業式
桜が舞ってる4月
花吹雪がすごいのを覚えてる
俺の初恋はあった
綺麗な顔、話したこともないのにわかる優しさ
同じ学年なんだということはわかった
関わることないんだなと思っていた
けど
「私の後ろの席だよね。よろしく」
そこにはさっきの女の子
倉持「おっ....よろしく」
?「名前言ってなかったよね。わたしの名前はAAです」
倉持「おれは倉持洋一、よろしく」
A「倉持君だね。よろしく」
倉持「俺のこと呼び捨てでいいよ」
A「私、呼び捨てよか得意じゃなくて...」
倉持「そうだったんだな、ごめん」
A「なんで倉持君が謝るの?私が悪いのに....」
倉持「俺はどっちでもいいし、呼べたらでいいよ」
A「倉持君って優しいね」
Aに俺は惚れたことを確認された瞬間
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作者名:サナギ | 作成日時:2021年10月29日 17時