*青葉の裏の顔 ページ13
まずは最初に
中学校でやっていたサッカーに体験に行く
男子「もしかして、青葉Aさんのこと好きなのか?」
ドキッ
なんて鋭いんだ
「もし好きになるならやめたほうがいいぜ」
「横瀬さんには完璧な護衛が付いてるから」
鈴木「完璧な護衛?」
なんだそれ!?
男子「そう、あんなに可愛いし鈍感で天然な人には彼氏はいるもんだろ」
鈴木「それは、誰なんですか?」
男子「知らないのか。同じクラスの御幸一也って男子」
御幸一也
俺の兄を地獄の底に落とした人物の一人
フツフツと怒りがこみ上げてくる
俺はいいことを考えた
もし、俺が御幸からAを奪還すれば
復讐になるんじゃないかと
俺はこの日
そう心に決めた
次の日
俺の隣でイチャイチャしている御幸一也
ムカつく
Aは俺のなんだ
引き離すために俺はAに話しかけた
Aの笑顔が可愛い
放課後
野球の部活体験
「もしかして青葉先輩ですか?」
急に名前を呼ばれた
後ろを振り向くと、金丸がいた
鈴木「もしかして金丸?」
金丸「やっぱり、お久しぶりです」
鈴木「2年ぶり?」
「東条も元気にやってるか?」
本当は東条なんて呼びたくもなかった
俺の兄の仇を取る作戦をこわした一人でもある
東条「どうした?信二」
「って、青葉先輩」
俺は内心殴りたい
そんな気持ちを抑えがながら喋る
鈴木「東条」
「元気にやってるか?」
東条「はい」
鈴木「今はセンターしてるんだろう?」
東条「はい、けどまだ投手の夢は諦めてません!!」
鈴木「東条の投球はすごいからな」
心にもないことを言う
東条「ありがとうございます」
鈴木「後で、もっと話そうな」
そして、Aが御幸一也の所に届け物があるといってグラウンドへ向かう
御幸はAに抱きついている
ここでやるなよ
そんな目で御幸一也をみた
次の日から俺はAにアタックする
黒板消しを消すときにちゃっかり手を重ねてみたり
アタックしても気づかない
どんなに鈍感なんだよ
そして俺は野球部に入ることが決まった
理由はAがいるから
_______________絶対奪ってみせる
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作者名:サナギ | 作成日時:2021年10月29日 17時