【ハイキュー】俺の天使に近づいたら、神だろうとコロスヨ？【天童覚】

天使6 ページ6

天童side


部活も終わり帰り道、Aと一緒に歩いている。ああめっちゃ久々だなずっっっっとむさ苦しい男共と帰る道は地獄へと続く道かなんかだったネああココは天国か何かかな！？！？


手を繋ぎたい。けど、俺の手をことごとく振り払うA。でも残念だったネそれごときで諦める俺ではないヨはい隙ありい！！！

けどそれも空振りで終わり、俺は地面とこんにちは、顔面クソ痛え！！！！！
Aが慌てて「は、何やってんの？」と駆け寄ってくれたからよしとしよう感謝するヨ地面！！！！


「あ、覚！傷！ちょっとおでこ皮むけてる！！」
「え？...あ、本当だ」


自分のおでこに手を当てると、少しだけ血がついた。心配そうに俺を見つめるAクソカワ！！！！！！よし今から挙式を上げようそうしよう。


Aはゴソゴソ鞄をあさると、「あった！」と言って俺のおでこに絆創膏を貼った。何その女子力ますます好きになっちゃうやーん！！


ガサツそうに見えて実は女子力高いヨネ！！と言ったら「あぁ？」とスンゴイ目で睨まれた。
何あれ怖い。


「ありがとネ〜A♡」
「べっ、別に...！その、顔に傷が残ったら可哀想だと思っただけだし....」
「」


今 な ん と 言 っ た ？ ？ ？ ？

むああああああああああああああ何この可愛い生き物！！！！人間！？！本当に人間なのねえ！！！


A、それ「覚の顔大好き♡」って言ってるようなもんよッ！？！？！！？？ヤバイ嬉しすぎて死にそういやAと結婚して子供作るまで死ねないな。



表情筋が緩んでいるのが自分でも分かる「何ニヤニヤしてんの、気持ち悪いな」おふっAの引いた顔いただきましたァァァ！！

やっぱり蔑んだ目で見られるのって最高だヨネ〜あっA限定だからネ、基本俺はゲスだから勘違いすんなヨ！あれ、Aの様子が可笑しいぞ？？？？


「さっきからどうしたの？挙動不審だケド？？まあそんなAも可愛いから安心して！」
「...あのね、覚」
「うん、なぁに？」


スルーされたことはあえて触れないから、全ッッッッ然気にしてなんかないんだから。

「ぅ、ぁ...ぇと、」あああ、何をそんなに俯いているの？可愛い可愛い顔が見えないじゃないか。


「ゆっくりでいいよ、いつまでも待つから」
「....ん...で...と」
「？」


頭に？を浮かべていると、真っ赤な顔でこっちを見て


「誕生日おめでとう！！！！」

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