【ハイキュー】俺の天使に近づいたら、神だろうとコロスヨ？【天童覚】

天使25 ページ30

瀬見side


天童テメェ、少しくらい手伝えよ重いっつってんだろーが。イケメンゴリラとか意味分かんねェこと言いやがって。
大体、イケメンゴリラってなんだ。どんなゴリラだよゴリラなんてひたすらウホウホ言ってるだけでイケメンもクソもねえ。(偏見)

それともウホウホ言わないクールなゴリラをイケメンゴリラっていうのか？んなのいるわけねえだろつーかそんな奴ゴリラと認めねえ。


いや待て。俺は一体何の話をしているんだ。
イケメンゴリラに頭使ってどうすんだよ。すっげー時間の無駄。

畜生後で天童殴る。(理不尽)


準備が終わった後、天童はどこだと探していると何故か固まって動く様子がない天童を見つけた。
「おい天童、」「ふやあああ、！？」「は？しね」とりあえずぶん殴っといた。勿論グーでな。


「なーに変な声出してんだ。気持ち悪ィわ勘弁しろよ」
「いやいやいやいや！？！？だ、だだ、だだだだってさあ、！！あああああ、あ、あれ！！！アレ見てヨ！！！！！」
「うるせえ」


天童の指さすほうには、真中が半袖短パンで白布と楽しそうに話していた。....うんエ ロい「今エ ロいって思ったでしょ！？！ふざけんな英太クンの目ほじくり回すヨ！？！？」「お前が見ろっつったんだろーが！！」もう一発殴っといた。声でけえわ。


「賢二郎がAのクソ可愛い笑顔を目の前で見ているっていうのも気に食わないしブッ殺してやりたくなるけどさあ！！！！それよりもA！！Aの格好！！ねえアレは俺を誘惑しているのかな！！！？？襲ってもいい！？！」
「お巡りさんここに変質者がいます」
「ちょっと！！！！」


マジこいつうるせえもう一発殴っとこうか？
ギャーギャー騒ぐ天童に拳を振り上げると、「待って待ってタンマタンマめっちゃタンマ英太くぅぅん！！ゴリラの一発なんか食らっちゃったら俺死んじゃう！！！」と言った。

俺は「誰がゴリラだ」ともう一発殴った。お前には学習能力ってものがねえのか。


「もうやだぁぁぁ....Aはくそ可愛いすぎるし、Aを見る男の目はくそ腹立つし、英太くんは365日ゴリラだし.....、最悪.....はああぁぁぁ、ツライ.....」


もうゴリラにはツッコまねえぞ。コイツの学習能力の無さには呆れるが、いちいち気にしていたらなんか負けた気がするからもう何も言わないことにする。

そして俺は思う。こちらに駆け寄ってくる真中に対し来るなあああ！！と叫びたい、と。

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