天使19 ページ23
瀬見side
天童は「お邪魔しまーす！！」と思いっきり襖を開けると
「じゃじゃじゃーん！！！どうもどうも皆さーん！！天童覚でーす！！」
どんな登場の仕方だァァ！！！イェーイとピースを見せる姿はいつもの天童に見えるが、一つ言っておく。
目は一切笑ってないんだなー、コレが。
「...っ！覚....！」
「やっほーA。あれれー？どうしたの？なんで泣いているの？ん？？」
真中の涙を指で拭いながら、真中を愛おしいモノを見る目で見つめる天童。その目には真中しか映っていないように見えた。
「うっ....なっ、泣いてなんかないしっ」
「そっかそっか〜。ウン、じゃあ帰ろっか！俺と今日半日デートしよっ？？」
真中は少し迷いながらも「うん....」と頷く。
真中の手を取り立ち上がらせた後、エスコートしながら立ち去ろうとする天童。
「待てよ！！何その子お持ち帰りしようとしてんの！？」
「ちょっと天童！！合コンの邪魔するとかどういうつもり！？」
数人の男女が引き留めた。ピタッと動きを止める天童。
すると俺に「英太くん、Aの目と耳を塞いでて」と真中を預けてきた。
「Aさんは見なくていいですからねー」
「白布！！若利も！いつの間に」
「瀬見さん。Aさんの耳をちゃんと塞いでて下さい」
「 俺 の 質 問 に 答 え ろ や 」
ったく....と言いながら耳を塞ぐ。工？若利におんぶされているよ。
真中は「？瀬見？賢二郎？なんで目と耳塞いでんの？」と聞いてくるがスマン。それは答えれない質問だ。
「さぁて....お前ら、俺のAに手ェ出してどーいうつもり？？？」
「はあ！？お前、Aちゃんの彼氏なの！？」
「はあ？？気安く名前で呼んでんじゃねーヨ。Aが汚れちゃうだろーが」
鋭い睨みをきかせる天童。男は少し怖気づいたが、すぐにハッ、と笑って
「彼氏いるのにこんなとこにノコノコやってくるとか！只のビッチじゃねーか！！変人の彼氏はクソビッチってか！！はははは！ウケるわー！！」
その男を筆頭に全員が笑い始める。
今笑っている女子達。お前らが無理矢理誘ったから真中は仕方なく来たんだろーが。
怒りの気持ちが込み上げてくるが、それよりも天童のほうがやばい。
「あー、マジウケるー「あゴメーン！！足が滑っちゃった〜」ぐおお！？！」
男のキ○タマを容赦なく蹴り上げた天童。
流石に同じ男として同情した。
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ゆら - 面白かったっっ！！！！ (2023年3月22日 2時) (
レス) @page37 id: 128d2ab25d (このIDを非表示/違反報告)
井上織姫 - 面白いです！!! (2020年7月23日 17時) (レス) id: ea533c7bde (このIDを非表示/違反報告)
井上織姫 - すごい (2020年7月23日 17時) (レス) id: ea533c7bde (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - ひろみさん» 返信が遅れて本当に申し訳ございません！！あと、コメントありがとうございます！更新も何とか頑張っていこうと思います！ (2018年4月28日 5時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - となりの山田さん» 返信が遅れて誠に申し訳ありませんでした！！なかなか更新出来ず、本当に申し訳ございません！そのうち必ず更新したいと思っているので、この作品をよろしくお願いします！ (2018年4月28日 5時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴリラ好きの人間。 | 作成日時：2016年4月6日 14時
