【ハイキュー】俺の天使に近づいたら、神だろうとコロスヨ？【天童覚】

天使3 ページ3

天童side


「俺のAが天使すぎてツライ」
「キモッ」
「キモいなあ」
「キモい」
「...真中は人間ではないのか？」


皆してヒドイ！！あと若利君！！Aは人間じゃない、神に選ばれし天使だッ！！
2年s！！静かに引いてんじゃない！！工は頭に？を浮かべている。
うん、工はそのまま純粋でいてネ！！！！


「まあ、ウチの学校では一番可愛いですよね、Aさん」
「オイ賢二郎、手ェ出したらコロスヨ？」
「出しませんよ。そんな命を捨てるようなことしません」
「天童さんの溺愛っぷりは嫌というほど見てきましたから」
「はぁぁあ〜今日なんてネ？A、苦手な英語の時に先生に当てられちゃってあわあわしてたのヨ。もお超おおぉ可愛かったぁあ...！！」


まあ、俺が答えを教えてあげたんだケド。そしたらA、ちょっと照れたように「べっ別に答えなんて分かってたから！ちょっと忘れてただけだから！」だってさ！！！


もうその時の可愛さって言ったらさあああ！！Aの背中に天使の羽が見えたよいやマジで！！
心底引いた目で「悪趣味だな」と吐き捨てる英太クン。


「褒め言葉アリガト！」
「褒めてねえ...つーか、真中遅くね？」
「そういえばそうですね」
「もしかして何かあったのか？」


えっ俺のAに何かあった！？！？不吉なこと言わないで、隼人くんん！！！


「告白とかですかね？」
「よしコロス」


相手の顔の原型がぐちゃぐちゃになるまで殴って殺す！！
俺は食堂から飛び出して全速力で走る。A、俺の天使はどこだああ！！！！！


「あのっ、俺と、付き合ってください！！」
「....つきあうってどこに？？」


こんなとこでも鈍感発揮するAが好きヨ！！
相手は一年坊主、顔は俺のほうがカッコいいね！
Aに告白するなんて百万年早えんだよ！


「なーにーしーてーんーのー？」
「うわ、覚！」


一年に見せびらかすように後ろから抱きつく。
え、ゲスい？Aのためならどんなゲス野郎にだってなってやるよ。


「ちょ、離れろ！お前殴るぞ、わっ」
「ハーイ皆待っているからもう行こうネ」


俺はAの耳を塞いで、顔だけ振り向いてこう言った。


「あとそこの一年坊主。今日の放課後覚えてろヨ？」


一年坊主は顔を青ざめて逃げていった。は、雑魚か。

Aを横抱きにしたまま食堂に走る。走っている最中殴られたけど全く痛くないああ幸せだ。

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