【ハイキュー】俺の天使に近づいたら、神だろうとコロスヨ？【天童覚】

天使16 ページ20

瀬見side


「天童！！お前が真中が合コンに行くことを許可するなんてどうした！？なんだ！今日はチョコアイスでも降ってくんのか！？」
「何それちょー俺得！てか驚きすぎ〜英太くん」


ヘラヘラ笑っている天童の顔面を殴りたい衝動を抑えながら、天童に詰め寄る。
どういう風の吹き回しだ？コイツは一体何を考えている？


やべえ。なんか驚き通り越して恐怖まで湧いてきたわ。
そんな俺とは相反して、天童は随分と楽しそうな様子。


「天童さん....一体何するつもりなんですか」


怪訝そうな顔をしながら聞く白布。まあ、なんだかんだ言って、コイツ真中のこと結構尊敬しているしな。心配なんだろ。

.....何故俺には懐いてくれない......。


「気になるー？じゃあ賢二郎も一緒に同行する？」
「は？どこにですか」
「決まってんジャン！！合コンだよ！ご・う・コ・ン！」


....は？何言ってんだコイツ。
......あ！！まさか.....


「お前、合コンに乗り込む気か...！？」
「ピンポンピンポーン！！だいせーかーい！！」


さっすが英太クン！と俺の手を掴む目の前のゲスモンスターを唖然と見つめる俺。
マジかコイツ。やり方が可笑しい！！


「で、でもそれなら最初っから行かせなければ良かったんじゃないですか？」
「チッチッチッ、分かってないネ〜工は」


そう言った後、工の肩を引き寄せて、何やらゴニョゴニョ話し始めた。
オイやめろ、工に変な事を教えんな！！影響されやすいんだから！


「なるほど！！流石は天童さんですねッ！！」


何教えた天童ゴラアアアアァァァ！！！！


「工もついてくる？？」
「ハイ！是非とも行かせてください！！」
「さっすが工！分かってるね〜！！じゃ、行くのは俺と工と英太くんと賢二郎ってことでイイ？」
「は！？ふざけないでください。俺は行きません、」
「天童。俺も連れてけ」


若利いいいいい！！？？な、何を、え？！わ、若利が合コンに！？はあ！？！(ご乱心)


「牛島さんが行くなら俺も行きます」


お前も何言ってんだ白布！
どんだけ若利リスペクトしてんだテメェ！

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