【ハイキュー】俺の天使に近づいたら、神だろうとコロスヨ？【天童覚】

天使15 ページ19

天童side


「ねえA合コン行くってどういうことこの前行かないって言ったじゃん誰かに唆されたのねえ誰それお願い今すぐ言って俺がソイツぶっ殺してくるから！！」
「うるせえぞ天童！見ろ、真中が混乱しすぎて何とも言えない顔になってる！！」


一旦落ち着け！と隼人くんに無理矢理席に座らせる。
落ち着けるワケないヨだって俺の可愛い可愛いAが俺以外の男共の群れの中に入るんだよ！？


Aは呑気にサンドイッチをむしゃむしゃ食べているし！
危機感ないなでも可愛い！！！！


「とーにーかーく！！Aは合コンに行っちゃダメ！！女に飢えた獣共に食べられちゃうに決まっているでしょ！！」
「うるさい覚。いま私はサンドイッチを味わってんの。静かにしてろ馬鹿」
「サンドイッチに負けた！？！？」


んーうまい...と幸せそうな顔で食べるA。
はあああああああん可愛い！！可愛すぎるよA！！


「そもそも、何でいきなり合コンに行こうと思ったんですか？」
「そーだよ！一回断ってたじゃん！？」
「べ、別にいーじゃん？覚には言う必要ないし」


プイッと顔を背けるA。
久しぶりのツンいただきましたァァアア！！

....じゃなあああああい！！！ヤバイAの可愛さに騙されかけたヨ！！(馬鹿)


「何言ってんの！？俺彼氏！！正真正銘、Aの彼氏なの！！！！カレカノに隠し事は無しでしょ！！」
「工、これ美味しいよ。はい、あーん」
「おい工。受け取ったら分かってるヨネ？？？？」
「ヒィッ！！？？.......Aさん。俺、もうお腹いっぱいなんで要らないです」


じゃあ太一にあげよとサンドイッチを差し出すAを必死に止めながら、頭をフル回転する。

どーしよー、Aは一度決めたらなかなか曲げないからなー。
こうなったら俺の部屋にでも監 禁してイチャイチャしまくって俺以外の男とは関わらせないように....


....アレ？今すんごいいい方法思いついちゃったんだケド。
うわ流石俺マジ天才。やばいねコレは神に値するくらいの発想だヨ。


「A〜、合コン行ってもいーよ？」
「「「！？！？！？！」」」
「っ！ほ、ほんと？じゃあ、早川さん達に言わないと」


Aが席を立った瞬間、ドッと俺の周りに集まったバレー部。
いやん、人気者はつらいねぇ。

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