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キ「俺からの話は以上です。聞いてくれてありがとうございました。
イベントももう終わりということで、レトさんに再度出てきてもらって、挨拶して終わりになります！
てことで、配信の方はここで終了！
画面の向こうのみんな、見てくれてありがとな！」
カメラに向かって手を振っているキヨさんのこの言葉で、映像が途切れる。
まふまふさんは、無言でパソコンを操作し、電源を落とした。
『…まふまふさん。お忙しい中、わざわざありがとうございました』
ま「いえ。僕はキヨにもAさんにもお世話になってますから、少しでも役に立ちたいと思っただけです。
……Aさん。キヨの話聞いて、どう思いましたか」
真剣ながらも、いつもの優しくて落ち着いた優しい声でそう尋ねてくるまふまふさんに、私は同じように真剣に、正直に答えた。
『私…私も、キヨさんが大好きだから、別れたくないです。
キヨさんが別の職業だったとしても、私はキヨさんのことを好きになっていたと思います。
私は、ゲーム実況者のキヨさんが好きなんじゃなくて、キヨさん本人が好きだから。
だから、許されるなら…。
もう一度、キヨさんの隣にいるのが当たり前の存在になりたい。
キヨさんに会って、もう一度話したいです』
正直にそう言うと、まふまふさんは優しく微笑んで、私に言った。
ま「会いに行ったらいいですよ。キヨだってそれを望んでいるんだから。
…もう、お仕事は終わりの時間ですよね？」
時計をチラッと確認するまふまふさんにつられて時間を確認すると、確かにいつの間にか定時を過ぎていた。
ま「イベント終わった後は着替えとかもあるので、今から会場に向かってもキヨはまだいると思います。
―――Aさん。行ってきてください」
まふまふさんの言葉に背中を押されて、私は立ち上がる。
本来なら、クライアントを置いて先に出て行くなんてありえない。
だけど、今だけは待てなかった。
『まふまふさん、すみません。私行ってきます…！ 本当にありがとうございました！ 気をつけてお帰りになってくださいね！』
早口でそう言って、相変わらず優しく微笑んでいるまふまふさんを背に、私は走り出す。
―――大好きな人に会いに行くために。
＊ ＊ ＊
案の定、ページ数が…。
あと少しで完結…の予定なのですが
キリが良いのでここで続編に移行致します。
続編公開しましたら、またお知らせ致します。
最後までどうぞお付き合い下さい。
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みやこ(プロフ) - Hisui4029802011さん» Hisui4029802011様、コメントとリクエストありがとうございます☺️初めての作品が私のもので楽しんで頂けたのなら嬉しいです✨これからも頑張ります！リクエストの方は番外編の方で書けるものから書かせて頂きますので、お待ち頂けますと幸いです♪ (2022年1月10日 12時) (
レス) id: 49dadc6dbe (このIDを非表示/違反報告)
Hisui4029802011(プロフ) - 実は私が1番最初に読んだキヨの夢小説はこれなんです!!!!!!みやこさんこれからも頑張ってください！！そしてリクエストなんですが番外編でバレンタインや夢主ちゃんの誕生日、(キヨの誕生日)などその辺のお話が見たいです!!お願いします (2022年1月9日 19時) (レス) @page48 id: 0a62372466 (このIDを非表示/違反報告)
みやこ(プロフ) - ふて寝さん» ふて寝様、初めまして。作者のみやこです。初めてのコメントを頂けてすごくすごく嬉しくて、朝から感動しております…！お気遣いまでありがとうございます(;_;)本日中に続編公開予定ですので、ぜひお付き合い頂ければ幸いです✨宜しくお願いします！ (2021年12月28日 8時) (レス) id: 49dadc6dbe (このIDを非表示/違反報告)
ふて寝(プロフ) - うわあああああ、めちゃくちゃ泣きました、、😭こんなに素敵な作品作れるのすごいです…続き楽しみにしています😌お無理なさらず！ (2021年12月27日 11時) (レス) @page47 id: 7d0cce2898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやこ | 作成日時：2021年12月19日 23時
