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ふと、部屋が真っ暗なことに気が付いて部屋を見渡す。
慌ててベッドの枕元にあるデジタル時計を確認すると、時刻は19時を過ぎる頃。しまった、そんなに時間が経っていたのか。
はあー…と息をついてから、手に持っている真っ暗な部屋での唯一の光源であるスマホにもう一度目をやった。
暗い部屋に少し目が慣れてしまったせいか、明るい画面を見ると目がチカチカした。
『はー…どうやったらこんな人間に成長するんだろ。ご家族の顔が見てみたいし、キヨが生きてきた人生を私も体験したい…』
なんてオタク丸出しのことを呟きながら、"推し"のことを考える。
キヨ。大人気のゲーム実況者。
普通に喋っていたら低音が心地良いイケボ、テンションが上がってくると"うるさい"と言われるくらい高音で大きな声になる。
ユーモアの塊で、一言一言聴き逃したくないくらい面白くて。でも心に染みるようなことを言ったりもする。
顔は整っていて、小さい。身長が高く、スラリとした細身の体つき。
もう、私にとってはパーフェクト。推しにならないわけがなかった。
ずっと流れたままのキヨの動画を止めて、ぐるりとうつ伏せから仰向けに体制を変える。
……暗い部屋だと、なんか気分下がるな。
『電気つけよ…あとご飯作ろ…』
ご飯という単語に反応するようにぐぅーと音を鳴らしたお腹に苦笑いして、私は立ち上がった。
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みやこ(プロフ) - きょちゃちゃさん» きょちゃちゃ様、コメントありがとうございます( ¨̮ )不定期更新にはなりますが頑張ります！楽しんでお読み頂けると幸いです☺︎︎︎︎ (2022年12月17日 23時) (
レス) id: 49dadc6dbe (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - んんっ...続きがめっちゃ気になります...！更新楽しみにまってます！ (2022年12月9日 9時) (レス) @page22 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやこ | 作成日時：2022年10月7日 14時
