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「出発しますね」
幸いにもドヨンくんには動揺は伝わってないようだ
出来るだけ平然を装って接客する
嗚呼神様、、、、神様は居たんですね、、、、
でもまさかそれが今日来るなんて思ってなかった
本当にこのシチュエーションが起こるなら先に教えてほしかったよ
メイクだって薄目だし髪も仕事重視できっちりひとつに結んでる
推しに会っていいビジュじゃないな、、、
まあドヨンくんは私がオタクだってこと分かってないだろうからセーフ
一応ヨントンを何度か勝ち取って画面越しに顔を見られたことや学生の頃は韓国に飛んで会いに行ってたことはあるが
流石のドヨンくんでも数回しか見たことないオタクは記憶にないだろうし
しかもここ１、２年ぐらいはまじまじと顔見られる現場行けてない
そんなことより今は安全運転に集中しなきゃ
ドヨンくんの命預かってるんだから
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作者名：旻焔 | 作成日時：2022年10月17日 13時
