もう必要ないよ (ページ38)

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無事ヘチャンも復帰してイリチルはカムバを迎えた

ペンサに向けて仕事を詰めに詰めた私は応募すると決めた日から時間は刻一刻と迫っているなかヘチャンペンの友達から

『昔いつも行ってた販売店からのペンサ情報きたよ！今日明け日か休み？集まれる？それが電話いける？』

と連絡がきた

丁度明け日だったしお金をかけて会いに行くという自覚を持たせるためにも気持ちに喝を入れるためにも友達と会うことにした

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「A久しぶり～！てかさヘチャン戻ってきて本当に安心したしもう絶対よしよししてあげたい欲やばい」

「あ、あとどよちお誕生日おめでとう」

「ありがとう」

ついで感は凄いけどドヨンくんが少しでもお祝いされて嬉しいしいつもこういう子だから気にしていない

「今年の歌は宇多田ヒカルのFirst Loveだったね！」

「どよちって恋したことあるのかな～、いやないか、、でも歌ってるときのあの顔は絶対誰か思い浮かべてるよね」

「Aどう思う？」

問いかけられて外まで心臓の音が聞こえたんじゃないかぐらい大きくドキッと高鳴った

ドヨンくんが恋か、、、ドヨンくんと恋という２つの単語を頭の中で考えてるだけでも目が熱くなってきた

「、、、分かんない」

怪しまれないようにとりあえず当たり障りない答えを言う

そして私はまだまだ気持ちの整理がついていないみたいだ