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「どうぞ、すわってください」
「あ、ありがとうございます」
今日は帽子を被っていないドヨンくんが１人で座って待っていた、マネージャーが一緒にいるかと思っていたからドヨンくんだけでビックリした
自然に「コートかけるのでください」って言ってくれるし「１人で歩かせてすみません」ってまた謝ってくれて
紳士すぎるドヨンくんを推してて良かったとまた思った
「このおみせしってましたか？」
「いえ、あまりここら辺自分から来ないのでお客様に教えてもらえて嬉しいです」
「、、、、、」
あれ？ドヨンくんがこっちを見たまま止まってる、早口過ぎた、、？韓国語で言い直したほうがいいかな
「、、、ドンヨンです」
えっ、？
「ぼくのなまえはドンヨンです」
「いまはおきゃくさまじゃないです」
「あっ、そうですね、いまは仕事じゃないですもんね」
折角ご飯に来てるから仕事感出されたら流石に嫌かドヨンくんごめん
「ドンヨンってよんでください」
「あっ、はい」
今気づいたけど本名で自己紹介してる
本名で呼んだことないし、しかも目の前に居るから緊張する、
「ドンヨンさん」
「さん ですか、よびすてがいいです」
「で、でも、そういうドンヨンさんも私のことさん付けですよね」
「じゃぼくはよびすてでよびます」
「A」
「、、、はい」
ドヨンくんそんなに嬉しそうな顔で私の名前呼ばないでよ、勘違いオタクになっちゃう
「ちゅぎはAのばんです」
「えっ」
いつもくん付けで呼んでるし本名呼び捨てはハードル高すぎる、どうしよう
「ドンヨン、、、、くん」
「はあ、いまはこれでゆるします、いつかはよびすてですよ」
ドヨンくんの許しが出た、ありがとう、、、、
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作者名：旻焔 | 作成日時：2022年10月17日 13時
