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．
「3時間か、、、、」
家に帰ってきてはいいものの案の定寝付けず
やっと寝付けたと思ったら３時間で目が覚めてしまった
もちろんコンディションは割と最悪
こんな状態でドヨンくんに会うのはとても申し訳ないが
会わない訳にもいかない
昼前ぐらいだからドヨンくんも起きてると信じて電話かけてみようかな
そういえばドヨンくん私の電話番号知らないけど出てくれるのかな、、、
プルルルル……
あっ、出た
これ先に名乗ったほうがいいやつだよね
「もしもし、、、昨日の運転手です」
「あっ、うんてんしゅさん、おはようごじゃいます」
電話からドヨンくんの声が聞こえる、本当に夢じゃない
「おはようございます」
「よくねれましたか？」
「まあぼちぼちですかね」
「ぼちぼちですか、よかったです」
ぼちぼちの意味を多分わかってないんだろうけど
嬉しそうに良かったですって言ってるドヨンくんが可愛くてそれどころじゃない
「うんてんしゅさん、なまえなんですか？」
「えっ」
そうだった、まだ名前言ってなかった「運転手さん」でもう名前呼ばれてる気分になってた
「名前はAです」
「Aさん、よろしくおねがいします」
ドヨンくんに久しぶりに名前呼ばれたけど前とは違うむず痒さがあった
私も名前知らない態だから聞いていいのかな、、
いやでも言いたくないかもしれないからやめとこ
「きょうは１９じしゅうごうでいいですか？」
「はい、大丈夫です」
「１９じにあかさかみつけえきにきてください」
「分かりました」
「１９じになったらまたでんわします」
「はい、よろしくお願いします」
「じゃ、Aさん、またあとであいましょう」
「はい、またあとで」
ツーツーツー……
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作者名：旻焔 | 作成日時：2022年10月17日 13時
