私と君は梟谷学園バレーボール部の副主将。【赤葦京治】 (ページ3)

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宿題ページ3

篠江「次歴史じゃん！A宿題やってき
た？」

『やっば！やってない！あかりん見せて！』

篠江「嫌だねーあっかんべー！」

まじかよー…歴史の山下先生宿題忘れ厳しんだよ
ね…………

『あかりん頼むよ～お願い！』

篠江「嫌だってば。自分でやれ(真顔」

『わかりましたすいません』

しぶしぶ自分の席についてノートを開く。

げ！？今回に限って宿題多すぎるんだけど。

おもわず涙目になってしまう。

赤葦「俺の写す？」

『京治ぃ～(涙』

赤葦「ちょっと泣かないでよ。ほら涙吹い
て。」

京治は私にハンカチを差し出してくれる。

『ありがとうぅぅぅ(涙』

顔にハンカチを押し付けると、

フワッと甘い香りがした。

『いいにおい…………』

赤葦「はいはい。早く写さないと山下先生来る
よ？」

『やります(真顔』

キーンコーンカーンコーン

『間に合ったぁぁぁ』

赤葦「おつかれ。」

ガラッ

誰かが教室に入ってきた。

あれ？山下先生じゃない。

学年主任「今日山下先生は風邪で休みだ。よって、二時間目は自習とする。」

は？

私の努力は？

赤葦「あれは努力とは言えないけどね。」

『心読まないで！』