お風呂入りたくないです ページ20
雀田「Aちゃん、お風呂行こ!」
『私今日お風呂入りたくないです………』
雀田さんは少しギョッとしてから笑った。
雀田「汗かいてるから入らないと、よいしょっと。」
軽々と私を持ち上げて風呂場に連れていこうとする。
『嫌です──────!』
雀田「なんでそこまでいやがるの?」
『赤葦さんに風呂入ったら来いと………』
雀田「あはは!なんだそんなことか。大丈夫だよ。赤葦はAちゃんのこと大好きだからね。」
あれ?白福さんにも同じ事言われた気が…………
雀田「ま、このままお風呂行こ!」
イヤァァァァァァァァァァ!
──────────風呂上がり
雀田「赤葦のとこ行くんだよね?じゃあちょっと髪の毛いじれば?」
『だっ大丈夫ですよ!!』
雀田「Aちゃん大好きな赤葦に可愛いAちゃん見せてあげたいし。」
『も、もう着替えたし、行ってくるので……!』
雀田「はい捕まえた〜そこ座って?」
『…………はい。』
雀田さんは慣れた手付きで私の髪を編み込んでいく。
雀田「はい!出来た!赤葦のとこ行っておいで!」
『あ、ありがとうございます?』
男子の大部屋の扉の前に立ち、大きく深呼吸する。
そして私はドアノブに手をかけた。
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作者名:ppsmile | 作成日時:2018年8月26日 11時