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、
「キャハハ」
「うわ、まじやめろって」
バーベキューとお酒が進んで
それぞれ談笑を楽しむ中、
私は少しずつ片付けをする。
そう言えば、
大ちゃんに返してなかった。
作業の手を止めてポケットから
携帯を取り出す。
ブーッブーッ
と、同時に鳴る着信。
真ちゃんからだった。
『もしもし？』
【悪い。もう寝てた？】
『んーん。寝てないよ。』
【うちの店に有岡くんが
メンバー連れて来てくれたんだけど、
数人酔っちゃって。
悪いけどAに迎え来てほしいんだよ。
俺、まだ店あるから外せないし。
有岡くんが１人で介抱してんだよね。】
『それ大変じゃん。でも、ごめん。
今、友達とキャンプ来ててさ。』
【あ、そっか。悪いな、電話して。】
『んーん。私こそ役に立てなくてごめん。』
真ちゃんと電話を終えて
途端にやる気がなくなった。
今日のこの場がすっごくアウェーに感じてて、
真ちゃんの声がホームに思えた。
俗に言うホームシックみたいな感じ。
『やば、子供かっ。』
ブーッブーッ
と、また手元の携帯が鳴る。
画面を見てドキッと胸が高鳴った。
『も、もしもし？』
【あ、Aさん？
さっき真さんから電話、来たでしょ？】
『うん。ごめんね。助けに行けなくて。』
【ううん、大丈夫！
こっちのことは心配しなくていいから。】
『あ、うん。』
【、、、。】
『、大ちゃん？』
【あっ、うん、そう。
それだけ伝えときたくて。
変に、心配させちゃうと、と思って、、。】
大ちゃんの声を聞いて
もっとホームシックになりそう。
『わざわざ良かったのに〜。
ほんと大丈夫？』
【うん、大丈夫大丈夫！】
『そっか。わざわざありがとうね。』
じゃあ、と電話を終わろうと
携帯を耳元から話すと、
【、、るの？】
何かを言う彼の声が聞こえた。
『え？、あ、ごめん。何か言った？』
【ううん！
キャンプ、楽しんでね。
襲われないようにね、、、、狼に！】
『あははっ！大丈夫だよ。
何かあったら男性陣に助けてもらうし。』
大ちゃんの珍発言に
思わず吹き出してしまった。
【、、そっ、か。
でも、ちゃんと気をつけてね。
、、じゃ。お休み。】
電話を終えても
胸のドキドキが止まらない。
夜空は満天の星でキラキラしていた。
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます！作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります！ (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ！としていつまでも見ていられます！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン姫
| 作成日時：2019年4月28日 23時
