170 名取side ページ23
わかってる。
弱みに付け込んでるって。
俺に心が向ききれてないことも
全て理解してる。
でも、それでも俺はAさんに惚れてる。
涙を流し苦しそうにしている彼女を前に
我慢が出来なかった。
そばに居たい。触れたい。
俺が全て嫌なことを忘れさせたい。
そんな気持ちが溢れた。
俺の告白を前に戸惑う彼女。
それは何故だかわかってる。
けど、俺は自分の気持ちに嘘は無いから。
Aさんの頬に手を添えて、
唇を重ねる。
瞬間にして気持ちが抑えきれなくて
もっと彼女が欲しくなった。
抵抗せず、むしろ応えてくる彼女。
でも、きっとこれは、、、
違う。今は考えたくない。
フッと思い浮かんだ思考をかき消すように
後頭部に手を回して
更に深く口付ける。
Aさんの身体に翻弄されて、、
俺も完全に理性が飛んだ。
「A、さんっ、、」
何度も名前を呼ぶ。
彼女は目尻から涙を流しながら、、
でも、俺を欲する。
彼女の心の穴を埋めるように
身体中に口づけを落とす。
『、、颯馬っ、、く』
月に照らされる彼女はとても綺麗で。
更に魅力を引き立たせた。
誰にも渡したくない。
独占欲が溢れ出す。
、
事情後、
Aさんはそのまま寝た。
背を向けて寝る彼女を後ろから抱きしめ、
首元に顔を埋める。
Aさん、、、
Aさん、、、
俺を見てよ、、、
俺が幸せにするから。
ギュッ、と
彼女を抱きしめる腕に力を入れる。
『んっ、、藍、、、沢、、、』
「っ！」
どんなに傷ついても
心に穴が開いても、、、、
あなたは彼を想う。
それでも俺はあなたを愛してます。
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プリン姫(プロフ) - マナさん» こんばんは。読んでいただきありがとうございます！えぇ！！私の作品でそう思ってもらえて嬉しいです★楽しみにしています(^^) (2022年2月2日 23時) (
レス) id: 23de55825a (このIDを非表示/違反報告)
マナ - プリン姫さん» 私この話を読んで私なりに挑戦を考えてまして…よろしければ作品を参考させていただいていいですか？ (2022年2月1日 20時) (レス) id: 31208af7de (このIDを非表示/違反報告)
プリン姫(プロフ) - takalovetomoさん» はじめまして。わぁコメント嬉しいです！拙い小説ですが、ぜひ一つの楽しみとして堪能していただけたら嬉しいです。お気遣いまでありがとうございます。よろしくお願い致します。 (2021年7月25日 21時) (レス) id: 23de55825a (このIDを非表示/違反報告)
takalovetomo(プロフ) - 初めまして､コードブルー大好きなので作品読ませて頂きました｡次の短編集楽しみにしています!勿論プリン姫さんのペースで大丈夫ですので待ってますね! (2021年7月25日 21時) (レス) id: eee3582af5 (このIDを非表示/違反報告)
プリン姫(プロフ) - 陽愛さん» 有難うございます。お気遣いいただき、大変嬉しいです。私のペースで待っていただけるようでしたら、しっかりと考えて執筆していきたいと思います(^^)日頃から見ていただきありがとうございます！！ (2020年11月29日 22時) (レス) id: 23de55825a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン姫
| 作成日時：2017年8月27日 23時
