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『あﾞぁﾞ〜〜〜...マジ、中道うぜェ〜〜。』
コナン「そっちで疲れたんだ、」
『たりめェだろ、容疑者3人と接触するなんて朝 パン咥えて曲がり角でイケメンと接触するぐらい簡単だわ』
コナン「簡単とは...？」
3人無事に撮り終えました。
車の中で撮った3人をＦＢＩの皆さん方と確認致す。ウィッグと眼鏡は暑いんでとっと取り外し、自髪は一つ結びした。
ジェイムズ「では、早速拝見するとしよう。最初は急性腰痛で入院した西谷さんだったな」
ジェイムズさんがリモコンで再生し始める。
《ｶﾞﾁｬ...》
西山《ん？》
《えｯ? ...あ、こ、ここ違っ...!》
ジョディ「え？これ汀紗ちゃんなの？」
『あーしッス』
ジョディ「凄い...全然雰囲気違うわね。」
赤井「その汀紗も可愛らしいよな」
急に殴られたんだが??? 死ィ...
《ね、ねぇ...! お母さんの病室ここじゃないじゃん...》
コナン《え!?嘘〜? ごめんお姉ちゃん！あ、おじさんも部屋間違えちゃってごめんなさい！》
西山《おぉ、そうか》
西山さんはベッドに腰掛けて、雑誌を開いていた。私とコナン君は病室を間違えたと急いで病室を出ようとした時__
コナン《うわッ！》
ジョディ「え？コナン君転んだの...？」
コナン「まぁ見ててよ!」
コナン君が転んだ拍子に手元から西山さんの方へと滑り落ちてしまった携帯。
コナン《イテテ...ちょっとボクの携帯拾ってくれるー？》
西山《たく、──ほらよ。ちょっとベタついちまったが勘弁しろよ。脂性なんでな》
西山さんはベッドから腰を上げて、コナン君の携帯を手で取り手渡ししてきた。コナン君はそれを受け取りお礼を言った。
コナン《あ、そうだ！おじさん携帯電話の掛け方って分かる？お姉ちゃん 携帯とかの機械の使い方全然分からなくてさ...》
ジェイムズ「そういえば組織の仲間はボスにメールを打っていたんだったな」
怪訝そうに映像を注視するジェイムズさん。
西山《悪いが俺も嬢ちゃんと同じデジタルオンチでな、さっぱり分からんよ。》
コナン《そっかーじゃあなんで繋がらないかわかんないね...。あ！もしかしてカーテンが閉まってるからかな〜？》
コナン君は病室の奥へと走り、窓に設置されたカーテンを掴んでパタパタと仰いだ。
コナン《カーテンを開け閉めして部屋に電波を入れるんだ！》
西山《バカ！そんな事をしてもホコリがたつだけで...》
西山さんは鼻を摘んで小さくくしゃみをした。
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作者名：MN | 作成日時：2024年2月29日 7時
