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そして、予告日当日!!
錦座四丁目の歩行者天国のど真ん中に堂々と裸で設置された今回の狙うべき宝石 伝説のミュール“
園子「にしても残念ね〜。汀紗よりによってバイトがある日と被るなんて、」
蘭「ねっ。昨日までキッドが来るって園子と大盛り上がりしてたのに」
毛利「いつものうるせぇアイツがいねーと静かだな。」
コナン(バイト...か、)
__ドンッ、!
「きゃっ!」
毛利「うぉわっと!あぁ、失礼。お怪我は?」
「あ、大丈夫です。すみません、
...フッ、』
コナン「...。」
軽い変装と声色を変えおじさんにわざとぶつかり、盗聴器を仕掛けた。もちろんコナン君だけにはバレる様に目線を彼に向けてその傍を去った。
そして、OFFモード姿のキッドの元へ向かい隣に立つ。
キッド「どうだ?」
『盗聴器はおじさんの右袖の中に、コナン君だけには存在バレさせといたから、聞く?』
キッド「聞く」
イヤフォンを片方キッドの耳にさして盗聴を聞く。
蘭達の会話が聞こえてきて、少し離れた所から次郎吉おじさんと中森警部の声が聞こえてきた。中森警部は今回の次郎吉おじさんの策に怒っている。
中森《あんな警備員4人しか守ってないお宝を道の真ん中に晒しやがって!あんなんじゃあっという間にキッドに盗られて...》
次郎吉《では警部なら如何する?》
中森《そりゃ、もっと盗りずらいビルの高い所とかに...》
次郎吉《それじゃ!それが愚かだったのじゃ!》
ハンググライダーの事について、何やら策がある様子の次郎吉おじさん。まぁこっちも対策済みなんですけど♡
中森《しかし飛んで逃げなくてもこの群衆の中に紛れ込んでしまえば...》
次郎吉《ならば、その群衆の一人一人を丹念に調べればよかろう》
中森《アンタのところにキッドから予告状が届いていりゃあ機動隊連れて通りを柵で囲ってそうしてる所だが、まだ来てないんだろ?》
次郎吉《ああ、今はまだな...じゃが前回と違いわしが彼奴に挑戦状を叩きつけたのは今朝の朝刊!恐らく彼奴は伸るか反るか決めかねてんじゃろうが...
来るよ彼奴は、月下の奇術師の名に懸けてのォ!》
『ーだってよ。期待に応えないとね...?』
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月29日 7時