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すると黙り込んでいたコナン君が口を開いた。


コナン「あ、あの...赤井さん、そのネックレスって...」


赤井「俺なりに汀紗に対する御礼だ。」


コナン「へ、へぇー。でも、ネックレス贈る意味って...」

目を逸らして、遠慮気味に呟いたコナン君の態度で察した様子の赤井さん。


赤井「あぁ、別に汀紗の事を“束縛”したり“独占”したいとは.....思っていない」


コナン「そうだよね。赤井さんだし、そりゃあね!」


『...。』


((今一瞬間があった気がしたけど違うよな?))←


小僧と心情が一致した気がしたけど、それはそれで!


『とにかく!!本当にありがとう赤井さん。ネックレス大切にするよ。ちなみに聞くけど、赤井さん流で私にネックレスを上げた意味なんなの?』



赤井「そうだな。強いて言うなら...」




“ずっと傍で支えて欲しい”





赤井「__と、言っておこうか。」



『..........スゥー...聞いたコナン?コイツ、毎朝味噌汁を作って欲しいみたいなノリでプロポーズしてきたよ???』

コナン「いや、プロポーズじゃないけど...」


ンなの知っとるわ。


その後、有希子さんがお茶が出来たとやって来たので4人でまったりお茶会しました!...お茶会の伏線回収まだ??((


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お茶を飲み終えると赤...いや昴さんは一人リビングを出て行ってしまった。

それを追い掛けた私とコナン。



コンコンッ、



既に開いていた扉をノックし、窓辺にいた昴さんが此方に顔を向けた。


『大丈夫?昴?』



昴「...。」



コナン「もしかして、ジョディ先生?」


赤井「...フッ、本当に何でもお見通しだな。」


『ジェイムズさんと連絡取ったんしょ?』


赤井「嗚呼、一本 吸っていいか?」


「『うん。/どうぞ〜。』」


私とコナンは赤井さんの隣に立つ。





そこからは、暫く誰も喋らず...煙が周囲を舞った。





赤井「.....2人には一つ借りがあったな」



コナン「え?」



赤井「病院で調査協力してもらったろう。期待されてるから応えるしかない「悪い人たちを必ず捕まえて、絶対に逃がさない」...だったな?」



それに私とコナンは目を開き、赤井さんを見上げる。



赤井「約束しよう。その為に汀紗とボウヤの力を貸して欲しい。頼めるか?」



煙草を消し...赤井さんは翡翠色の瞳を見せて微笑んだ。


コナン「...フッ、」


『今更聞く?』




「『勿論だよ────!』」




3人で拳を当てて約束を交わした。

 

395→←393【ずっと傍で支えて欲しい】



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設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月29日 7時

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