検索窓
今日:78 hit、昨日:397 hit、合計:46,114 hit

393【ずっと傍で支えて欲しい】 ページ44

有希子さんは「お茶入れてくるわね」と言って、書斎を出て行った。博士も役目を終えた為お茶は遠慮して工藤邸を後にした。


そして、書斎に残った私とコナン君と昴さん。



昴「さて、汀紗さん。これが今回の要請の報酬です」

『わ〜いっ! ありがとうございます!』

昴さんから封筒に入ったお金を受け取り、その光景を横で見ていたコナン君はジト目をしていた。

『なんだよ?』

コナン「いや、ちゃんと要請なんだなって思って...」

『あぁ、確かにコナン君 要請の報酬貰うシーンとか初めて見たか。まぁ大体こんな感じよ、バイトの給料日とほぼ変わらん!』

コナン「そういうもんかよ、」

『そういうもんだ!』


赤井「それと汀紗。」


『はい!?』


ビックリした、いつの間にか声も雰囲気も赤井さんになっててビッくらポン...。ほらコナン君だってビッくらポンしてるよ、


『所でなんしょ?』


赤井「...まだ汀紗には借りを返せてないんだが、その一部として受け取って欲しいものがある。」

『...物?』


赤井「此方に背を向けて目をつぶってくれ」


『...? はい、、』


なんだ?何する気だ??物って何だ!?今目瞑ってるけど警戒そうに赤井さんを見てるコナン君の姿が浮かんで見えるよ!?ほんとに何する気なんだ!?赤い__




___チャラ...




『.....え?』


なんだ?首元がちょっと冷たい...。コレって、、まさか...


赤井「開けていいぞ」


『.....。...!これ、』


胸元付近で輝く、銀色のネックレス...。チャームはシンプルな小さいダイヤの宝石で光の角度によって淡くピンク色に煌めく__


『.....ン?オイ、赤井さんこれって...』

赤井「嗚呼。前の要請の時、通り道で使った宝石店を眺めていたろ?」



──『わぁ...綺麗なネックレス...わしと同じインナーカラーの宝石色だ! って、高!? 今月の金全部燃えるレベルの値段やん...』




バシッ!!!


赤井「おっ」


報酬を赤井さんの胸に叩き押し付ける。


『返します今回の要請の報酬...コレだけ大事に頂きたいと思います。』

赤井「いや両方とも貰ってくれ」

『ダメッッ!!! このネックレス○○万したんだぞッ!?』


コナン「えっ...(引)」


『なのに報酬なんて頂けな((赤井「受け取れ」

ありがとうございますッ!!!」


有無を言わせない赤井秀一のせいです、有難く両方とも受け取ります。これでまた増えた宝物...3つ目だー。

 

394→←392



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年2月29日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。