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382【待ち続ければ】 ページ33

 



TV局から抜けて、父に新しいつなぎ役を伝えに行った。

けど、私のミスで...





──本堂「見ろ!襟の裏に発信器だ!」


──瑛海「え!?」



──本堂「奴らが新入りを見張る為に付ける鈴だ...」


──瑛海「じゃあ私が勝手にTV局を抜け出した事が組織に...」





「諦めるなよ。瑛海!」



「待ち続ければ必ず味方が現れる」






ー俺の代わりに、任務を全うしろー

 





───────────ドンッ!




水無「──そして間もなく、ジンとウォッカがやって来て、父の言った通りに話し私は殺させずに済んだのよ。」


『.....。』


出来れば救いたかった...、惜しい諜報員を亡くした...。


そしてピンポンダッシュの件をおじさんに依頼したのは弟である瑛祐の保護を頼みたかったとの事、ほんと...何処までも優しい人だな。


水無「でも、それを打ち明けるべき相手は君の方が良かったのかな?気付いてたんでしょ?私の意識が戻ってる事」

コナン「うん!前にボクが忘れ物したって言って、この病室に戻ったことがあるでしょ?その時、気付いたんだよ!部屋を出る前とは首の周りのシーツのシワが微妙に動いている事をね!」

『ちなみに瑛祐がこの病室のどこに隠れているのかも分かっていたよ。私のクラスメイトの中道って奴がたまたまこの病室に入院してて、ソイツに瑛祐を見かけなかったかって聞いたらこう言ってたよ...』


──中道「さぁ?本堂なんて見てねぇな、同じサッカー部の相沢英介なら入院してすぐに見舞いに来てくれたけどよ!」


水無「それだけでどうして隠れてるって...?」


「『だっておかしいじゃない!/だろ?』」


コナン「ボクは“えいすけ兄ちゃん”って言っただけなのに相沢英介じゃなくて本堂瑛祐の事だって分かるのは、知ってて隠してるってこと!」

『だから分かったんだ。中道が自分の病室に瑛祐を匿ってるんじゃねーかってよォ!』


水無「へぇ、ほんとに凄いのね君も、貴方も...」


赤井「ああ。我々FBIが舌を巻くぐらいにな...」


静かに驚いた水無怜奈と笑みを浮かべた赤井さん。


水無「...で、どうする気?組織が私を奪還しに来るんでしょ?」


赤井「そこで提案なんだが...」



水無「まさか私に...もう一度組織に戻れなんて言わないわよね?」



赤井「もちろん、そのまさかだ─────。」



───────────────

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設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月29日 7時

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