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コナン「.....。まぁ、今はいいや」
赤井「本題に入らせてもらおうか、」
『そうですね。そうしましょう(やけくそ)』
水無「その前に教えてくれる?
どうしてわかったの?私がCIAだって───。」
怪訝気味に訪ねてきた水無怜奈。
コナン「まずは貴方が土門さんをインタビューした公園でボクにやった、嘘発見器方法だよ。脈拍や呼吸の乱れと動向の開き具合で偽証してるかどうか見分けるやつ。
あれはCIAがよく使う手だし、あの後の...「ありがとう、助かったわ」って言ったてたのは偶然聞いたっていうボクの嘘を見抜いた上でのお礼の言葉だったんでしょ?」
『おかげで土門さんを殺さずに済んだってな...、そういう言葉の意味だろ?』
コナン「それにあなたがジン達の前でつぶやいた言葉...」
──キール「私たちの功績は日の目を見る事はできないけど、失敗は直ぐに知れ渡ってしまうんだから...」
コナン「あれもCIAの特上文句だしね!
まぁ、ベルモットは薄々勘づいてたみたいだけどあれってNOCのノックをベルモットが洒落て表したノックだよね?スパイじゃないかって!」
『あの時、貴方の靴底に発信器と盗聴器が着いてたんだ』
コナン「あなたに依頼されたピンポンダッシュ事件の事件を突き止めるたのそれが偶然ね、」
「なるほどね。」と私とコナンの推理に感心した態度を見せた水無怜奈。
水無「でも父の事はどうして?」
赤井「本名が本堂だと分かっていたから、調べるのは造作も無かったよ。このボウヤからカンパニーの一員かもしれないという情報を得ていたしな」
水無「でもこれは知らないでしょうね。まさかその父を...」
赤井「あんたが殺したことか?」
それに水無怜奈は静かに目を見開いた。
赤井「父の手首を噛み砕き、顎の下から拳銃で頭をぶち抜いて...だが、そう見せ掛けたと言った方が正解だな。
あんたの父 イーサン・本堂があんたを守るために...
あんたを尋問するMDを予め用意していたのもその為、奴らにあんたがCIAだとバレそうになったケースを想定して...違うか?」
水無「.....えぇ、全て父の考えよ。私は組織に溶け込むのに必死で、それどころじゃなかったから...そんなに組織に長居するつもりは無かったの。
そう...私の任務は組織に潜入した父に新しいつなぎ役の諜報員を紹介すること、前のつなぎ役は殺されて連絡が途絶えていたから...それが済めば、私は事故で死んだと見せ掛けて組織を抜けるはずだった。」
なのに───、、。
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月29日 7時