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ジェイムズ「とにかく、残り4時間！捜査官を総動員して全ての病室に行き覚えのない荷物を受け取ってないかをチェックし、爆弾を回収してくれ！」
ジェイムズさんは捜査官達に命じて、動き出した。
ジェイムズ「しかしこうなるとかなり厳しいな...彼等は水無怜奈を奪還しに来るとばかり思っていたんだが」
赤井「えぇ。まさか最初からその命を絶ち、口を封じる腹積もりだったとは思っていませんでしたよ。なぁ汀紗、ボウヤ」
『嗚呼...』
コナン「そうだね...。」
さぁ〜って、そろそろ組織の方も動き出すかね、？
そう思った時、ジェイムズさんの携帯が鳴った。
ジェイムズ「私だ。...何！？水無怜奈がTVに出てる！？それは本当に彼女なのか！？」
通話相手の報告にコナンと赤井さんは目を開く。
《は、はい！ロビーや病室にあるTVに映っているんです！病室からの映像で、入院着を着たまま「怪我はもう完治した」と...水無怜奈の病室からそちらに何か連絡は入っていないんですか?》
ジェイムズ「いや彼女の病室には3名張り込ませて、その内の一人が5分ごとに屋外に出て状況を私に報告させていたんだが...」
《そちらから病室に連絡は取れないんですよね？》
ジェイムズ「ああ、点滴の輸液ポンプは電波で誤作動を起こしやすいから携帯電話も無線に絶対に電源を入れるなといってあるんでな...とにかく彼女の病室に行き、その真偽を確かめてくれ！」
《えぇ！みんなそう思って、もう向かってます！》
コナン/赤井「「！」」
『おっとぉ...それ不味くね？』
赤井「嗚呼。」
コナン「もしそれが狙いなら...！」
コナンは焦りを見せながらジェイムズさんに伝える。
コナン「ジェイムズさん！各ブロックのリーダーに伝えて！水無怜奈の病室に行くなって！！」
ジェイムズ「え?」
赤井「もう手遅れでしょうけど...」
ジェイムズ「て、手遅れってまさか本当に彼等はもう彼女を...！？」
蒼白したジェイムズさんを前に、私達3人は水無怜奈の病室へ向かった。
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作者名：MN | 作成日時：2024年2月29日 7時
