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赤井さんは植木鉢を全体的に観察した後恐る恐る鉢の中に手を入れた。赤井さんは何かを掴み、それを鉢の中から取り出すと...
ジョディ「ば、爆弾!?」
現れたのはプラスチック爆弾、よくあるタイプだ...。
ジェイムズ「鉢の中は調べなかったのかね!?」
ジョディ「すみません...花の方ばかりに気を取られていて」
赤井「この鉢の中に爆弾なんか仕掛けても捜査官を数人殺すだけ、爆発の騒ぎで日本警察が来れば水無怜奈の捜索所じゃなくなり、奴らにとってもメリットはゼロ。
そう踏んでいたんだろ?」
ジョディ「...えぇ」
ジェイムズ「とにかくこの爆弾を何とかせねば...」
ジョディ先生をフォローした赤井さんは私を見てきた。
赤井「汀紗、解体道具は持っているか?」
『無い。それにプラスチックだけどトラップだらけだから今から解体してもギリ間に合わん、人気の無い場所に運んで爆発させた方がいいよ。
この時計が正確なら...あと31分14秒後に爆発するから!』
赤井「そうか、」
ジェイムズ「じゃあスマンが赤井君頼む!」
赤井「えぇ。」
ジョディ「いやシュウはここに残って!私が行きます!ここから7キロ先にごみ処分場がありますから車でそこに!」
ジェイムズ「だったら私のベンツを使うといい」
ジョディ先生が爆弾を持ち、向かおうとした時__
コツッ、
キャメル「はたして時間内に辿り着けますかね?」
持ち場からこっち向かって歩いて現れたキャメル。
キャメル「3つの事故が同時に起こったせいで主要道路は大渋滞。30分じゃかなりキツイ...まぁ、この近辺の道に詳しい私のようなナビがいれば話は別ですが」
ジョディ「...じゃあ、それで行きましょう!」
ドラテクをとにかく自慢したいキャメル可愛い←
とりま、キャメル捜査官とジョディ先生が爆弾を処理するとの事で、走って車の方へと向かって行った。
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月29日 7時