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赤井「___無茶はするなよ。」
『はい...』
ネチネチ説教終わりました。精神削られたわマジ...
『そいで本題、ジン達とは今週の夜のどこかで待ち合わせ。まぁ多方ここだろうけどね』
私はスマホを操作し、赤井さんに画面を見せる。
赤井「ここは...」
『東都シティーホテル。最近ここの最上階にレストランが建設されたらしくてね、そこで食べるんだと思う。毎度の事ながら教えられるのはここ迄ですね』
赤井「いやありがとう」
『.....ッス』
何しても尊い赤井秀一無理過ぎ。
『ところでこの後どうしますか?まだもう一個残ってる要請の内容聞いてないんですけど、もうすぐお昼の時間なんですよ。』
赤井「なら一緒にどうだ?」
『エェ?行く〜』
つーわけで赤井さんとお昼食べます。場所は適当に赤井さんに決めてもらいました。そしたら東都の回らないお寿司屋さんに連れて行かれました、なんか意外!!
『てか今日そんなお金持ってきてないんだけど。しかも服装!?ちゃんとしたやつじゃない!!80%部屋着のやつ!!!』
赤井「俺が出す。汀紗は案外服装にこだわるよな」
『えぇ!?!?!!?出すの!?そんなおこがましいッ!!!ゴチになります!!!
.....つーか、まぁ服装はちゃんとこだわりますよ。お母様に小さい頃からそう言われて育ちましたから』
赤井「ほぉ。」
なんて会話をしながら、回らない寿司屋に入る。
店主にカウンターの席に案内され「ご注文は?」と聞かれたので「「オススメで」」と答えた。あ、ハモった。
出された熱いお茶を啜りながら、さっきの話を続ける
『あちっ...。普段から頭のおかしいバカなオタクですが、こういう場での社交辞令的な常識的なマナーはちゃんとしてるつもりです。
実際、バトるかもしれないって連絡が来た時にはちゃんと戦いに備えられる服装と装備付けて来てるし』
赤井「確かにな」
『まぁ今回は退院したばっかで服装も装備もクソ喰らえって感じですけどね〜』
それから特に話すことも無く、のほほ〜んとお茶を飲みながらお寿司が来るのを待つ!あ、基本的に要請の話は関わりのない人達が周りにいない時に話すって決めてるのでね。
店主「へい、お待ち。まずは今が旬の鰆いっちょう 味は付けてあるのでそのまま食べちゃってください」
『わ〜っ!! 美味しそう!いただきます』
赤井「いただきます。」
なんか良いな〜、こうしてゆっくりご飯食べれたの久しぶりな気がする。しかも一緒に食べてるのが赤井さんって言う、もう天国ですよ天国!!
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月23日 21時