207【死神の住む町に休みはない】 ページ7
またまた警察病院にいる間に時間は過ぎ、右目の傷もすっかり塞がって良くなり今日私は退院です。荷物の整理をしている最中、ゼロとヒロが家まで送ってくれるとの事で病室にやって来た。
それと同時に__
《〜♪〜〜♪♪》
降谷/諸伏「「っ、!」」
『.....。出て良い?黙ってるのが最重要要件ね』
鳴り響いた七つの子。
2人は険しい表情を浮かべ、数秒考え込む様に互いに目を合わせコクリと首を縦に降った。お許しが出たので出ますね。スピーカーにして←
ピッ
降谷/諸伏((えっなんでスピーカーッ((『やっはろージンニキ〜!!』
嘘だろ、そんな普段のノリでっ!?))
やっば2人の反応面白過ぎる() いやあんまり顔色とか表情は変わってないんだけど、そこは流石公安だなって...まぁ手に取る様に内心何を思っているのかは筒抜け。
ジン《いま日本に着いた所だ。》
『左様で。あ、てかさ〜聞いてよジン〜!どうせ今暇っしょ?暇だよね?じゃあ暇だね!!』
ジン《なんだよ。話す事があるのなら話せ》
降谷/諸伏「「!?!?」」
『ふぁw』
ちょっと今の2人の反応面白過ぎるw「あのジンが優しい!?」みたいな表情しててくっそウケるッww
ジン《どうした》
『......待って無理ッッ、ツボに入った...っw』
ジン《...切るぞ。》
『え、待って!!ごめん!!謝るから!!そっちの要件だけ伝えて!!私の話は逢った時に話す!!』
ジン《.....。今週の夜のどこかでまた掛け直す。以上だ》
『良い店頼むぜ☆』
ジン《嗚呼。》
プツッ、
『.....とまぁ〜、私と家族の会話はいつももこんな感じですね!』
降谷「はぁあぁぁ〜〜...」
諸伏「...死んだかと思った。」
ヒロは超頭を垂れて、ゼロは腰に手を当て息を吐いた。
『大丈夫だってー!私の方からゼロ達の情報は絶対にバレやしないんだからさ』
降谷「.....あぁ、それだけの能力がある事は信用しているからな。でももう二度と僕らの前で電話しないでくれ」
『でしょうね。』
諸伏「...でも、思ってた以上に家族みたいだな」
『No諸伏!家族見たいじゃなくて、家族なんだよ』
ビシッと指さすと「そうだったな」と肩を竦めたヒロ。
『そういう訳で送ってください。お願いします、あと送り先は自宅じゃなくて東都の方でおねしゃす』
諸伏「なんで?」
『これから赤井さんとデート』
降谷「は???」
諸伏「汀紗、なんでそう.....」
『冗談だって!デートじゃない、ただの要請!!』
諸伏(いやそこじゃなくて逢うこと自体が...)
なんかヒロ物申したそうだったけど、喚きそうなゼロの方をすぐに宥めてた。
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月23日 21時