【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する５ (ページ35)

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此処は公安が所有するとあるビル、、。

ｶﾞﾝｯ───!!

『.....。』

足先で蹴ったパイプ椅子が大きな音を立てて倒れた。でも今の私とヒロにはそんな大きな音もどうでもいいくらいに、、。

『...帰りたい...』

諸伏「うん...。」

今何をしているのかと言いますと協力要請です...。

居るビルではヒロが担当しているホシの動きを観察し、私はホシが動いたかどうかをパソコンに記録する係に任命された。

ヒロは窓越しに閉められたカーテンの間からホシの様子を伺っている、そんな生活を続けて四日...もう私もヒロも殆ど寝てないしろくな食事もしてない

『ｼﾞｭｳｩｩｩ...!!!』

もはや無心でゼリーを口に咥えて飲んでいるとヒロに名前を呼ばれ、流し目でヒロを見る。

諸伏「今日、ホシに動きがなかったら一旦帰ろう。ゼロに色々と報告しなきゃいけない事もあるし」

『んん〜...(了解)』

再び視線はパソコンに向き、2本目のゼリーを開けて口に咥えようとした時...スマホからメールの受信音が聞こえてきた。

『ん...？』

画面を見るとメールを送ってきた人物は、

『優作！？！？！！？！！』

諸伏「優作？」

『あ、ゴメン。こっちの話し』

「優作ってあの有名小説家の〜？」と可愛く首を傾げるヒロをガン無視し←

送られてきたメールを拝読致す。

《汀紗君、突然のメールですまないね。実は今、阿笠博士ととあるVRゲームの開発を行っていてね。来週完成したそれをお披露目するパーティーが開催される予定なんだ。

ここの所、協力要請で忙しいと息子から聞いたぞ？良ければ息抜きに参加してみないか？もちろん、新一にも参加させる予定だ。ぜひ検討しといてね！》

『.....。』

これ、ベイカー街の亡霊だよな？今博士アメリカにすっ飛んでるし、絶対ベイカー街の亡霊じゃん！！え！？やるに決まってるじゃん！！！

諸伏「ゲーム？」

『うおっ!!?ちょ、勝手にスマホ覗くな...！』

諸伏「あはは、ごめんごめん。それでそのゲームが何なんだ？」

『あぁ、作ったゲームを試してほしいんだって、工藤先生と阿笠博士が...』

諸伏「あ、やっぱりあの小説家の人なんだ。知り合いだったのか？」

『まぁ知り合いも何も、幼なじみのお父さんだし、知り合いというか...まぁ知り合いですね！』

諸伏「...確か、息子がいたよね？名探偵の__」

『あﾞ????????』

諸伏「な、なんでもない」

優作さんには了承の返事を送り、要請の続きをヒロと共に再開した。