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受付で私達は紙に名前を書き、おじさんは受付の人にマジで殺ったりしねーよな?と耳打ちしながら招待状を見せる。
けど、受付の人は首を傾げながら招待状は自分らが作ったが手紙や封筒は見覚えがないという。
「パーティー中に犯人当てゲームがあるのは確かですが...」
毛利「はぁ...?」
「では、船の中でお待ちください。」
園子「ホラ、おじ様行こ!」
毛利「あ、おう」
『...』
幽霊船に繋がる階段を駆け上がる。
「次のお客様〜」
包帯を巻いた男が受付の前へと行き、招待状を手渡す。
「え?
あ、貴方もしかして高校生探偵の...!!」
“工藤新一” そう紙に書かれた_____。
──────────────────────────
暫くすると幽霊船は出発し、パーティーが始まった。
会場の中心に現れた亡霊船長さん。
「オォ...冥府魔道を彷徨う禍々しき怪物共よ...。
我が幽霊船 シーファントム号へよくぞ参った。我はこの船の舵を取る亡霊船長...キャプテンゴールドだ、宴まであと一時間...まずは運命を共にする同志を捜したまえ...同じ刻印を授かった7人を_」
説明の一つに首を傾げたおじさん。
毛利「同じ刻印?」
『タロットカードっしょ、船に乗る時貰ったやつ。大方同じカードを貰った人とチームを組んでなにかするって所じゃない?』
まぁ...私のカードは原作通りなら、、。
毛利「じゃあXYって書いてある山羊のカードか...。んじゃ俺たちは山羊さんチームってところか?」
メデューサ「山羊じゃなくてよ。
XYは15でカード名は“THE DEVIL” 悪魔よ...」
傍から歩み寄ってきたメデューサがカードを掲げた。
トントンッ
『ん?』
肩を背後から叩かれ、振り向くと同じタロットカードを持った魚人の怪物がいた。ウン。知ってたよ。原作通りの人数であるのなら、あの7人の中に私は入れないってッッッ...!!!
けどやっぱ、園子とおじさんとメデューサと透明人間と同じチームが良か__
『あ』
ゾンビ(お嬢!?!?)
と思ったけど
『7人、全員揃いましたね。時間になるまでそれぞれ軽く自己紹介とかしときやしょうか!まずは私から!!』
皆、映画のオーディションを兼ねているのか仮装している怪物になりきって自己紹介をして、時間になるまでチーム内でそれぞれ交流が始まった。
...という訳で一人、
速攻でどっかに散って行ったゾンビ追い掛けます()
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月23日 21時