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東都の高級ホテル最上階にやって来た。
ジン達は部屋に入って早々、飲み始めたので私はメイクやらを落とす為に風呂に入ってます。正直言うと眠い...3時近く、、明日が日曜で要請が無い日で良かった〜って心の底から思ってます。
『はぁぁ〜...あったかぁい〜』
贅沢や。高級ホテルの最上階で、雪の降る鮮やかな夜景...そして薔薇のお花があるビューバス!!死ぬまでにやっておきたい事の1つが、、既に幼い頃から叶ってる現状よ。
(でも、ゆっくり出来たのって久しぶりだな...)
普段シャワー派だし、隙があれば寝てるor要請だから、お湯に浸かるって良いものだな〜。あと1時間近くはゆっくりしてよスマホでアニメ見な__
ーバンッ!!!
『...え?』
ジン「........」
『え?なにしてんの??なんで扉開けてんの??なんで入ってくんの???』
ジン「...」
無言で脱衣場の扉を開けて、入って来たジン。
え?帰ってくんない???当たり前なんだけど私今全裸よ??なんで無言で脱いでるの?なんで風呂場に入ってくんの??なんで湯に足伸ばしてんの??
『なんで入ってくんだよッ!!? ギャアアアア!!!』
ザブンッー!
『.....。』
結局風呂に入られて、ジンの脚の間に入れられて背後から抱き締められてます。やべ〜相当酔ってるよコイツ、、。
(酒臭い...。まだ風呂に入って30分ぐらいしか経ってないのにジンが酔うほど飲むって、、あと数分したら出るか。酔っ払いを長時間湯に付けておく訳にもいかないし...)
ジン「汀紗」
『なんですか?(あ、銀髪に薔薇が、映えるな。)』
ジン「あの時お前のことが気に食わないって言ったのは嘘だ」
『はぁ、、?それで?』
わーめっちゃ酔ってる〜。お母様の仕業だなこれ、ってことは今頃部屋の方でお母様と一緒に飲んでるウォッカは死んでますね←
なんて湯船に薔薇と共に浮いた長い銀髪を弄りながら、ジンの方に顔を向けた時...ジンは私の目をまっすぐ見てきて言った。
ジン「ほんとは好きだ」
(ッカー?!!!!やっヤバ!?こんなに酔ったジン見るの私の年齢がまだ1桁の半分だった頃ぶりだぞ!!?破壊力ハンパなッ!?!?酔ってて微かに目も蕩けてるし薔薇と混じって銀髪も映てるしエッッッッッ((((殴 )
あ、ジンと一緒に風呂入るのはいいのかよ。ってツッコミはNOで、家族として慣れてるんで【定期】
ジン「汀紗は...?」
『え?』
ジン「汀紗は、俺のこと気に食わねぇか?」
えぇ...誰ェ???ってレベルで酔ってるな。まぁ申し訳ないけどジン君、気に食わないのは事実っス()
でもそれと同じように...
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月23日 21時