214【仕事と私どっちが大事なの!?】 ページ14
東都シティーホテルに着いた頃には0時回っていて、人通り少ねーとまでは言わないけどいるっちゃ人はいる。
(...社畜帰りの人。あとは、)
「お姉さんこんな時間に1人??」
「めっちゃキレーだね!俺たちこれから飲みに行くんだけど、一緒に行かね??」
(チャラチャラのチンピラ...。)
なんでこう一日で2回ナンパに遭遇するのかね。。
今の私に話し掛けたの最悪すぎるゾ、このチンピラ達...早く何とかして追い払わないと3秒後には脳天ぶち抜かれる。
『...結構です。人を待っているので、それに私まだ未成年です』
「えぇ!!?未成年なの!?こんな時間にいちゃダメでしょ〜。っていう俺らも未成年なんだけど!!」
「アハハッ!ウケる〜!!」
(ウケねぇよ。こうなるとホントにめんどくさいな、絶対コイツらは私をホテルに連れてかないと満足しない。となれば...)
___コツッ、
「え?アッ、ちょっと待ってよ〜!」
無視です。着いてくんな。つーかもうすぐ半なんだが!?やばい距離的にもうすぐここにジン達到着するッ!!! マジで着いてくんな!アンタらの命の為に言って__
『あ!』
ナイスタイミング!!!ジンの車が見えた!!!
車がタワーの入り口フロント前で止まった所で車の窓にへばりついた。うわ、窓越しになんだコイツって目で見てるくよジン、ウォッカの方はお嬢久しぶりですね〜なんて笑みを向けてくる。.....ウォッカしゅきぃ。。
とりま、一旦窓から離れました。あ、ナンパしてきた人達はちょい顔が強ばっている。やっぱパンピーでも高そうな車だって分かるもんなんだね〜。...その高い車に思いっきりへばりついた人がいますが(((
ジンは車から降りて、ウォッカの方は車停めにか再び走って行きました。
ジン「...お前との再会は毎回ヘンだが、今回は度を超えているな」
『.....すいませんでした...へばりついて...その、、ちょっと困ってたので』
ジン「は?」
不振な顔をしたジンは周りを目流しで見渡し、ナンパ方が目に入りました。よし!!コレでもういい!!!さっさと飯に行きましょう!!!
『だからジンッ...!懐に手を入れないでッ...!!』ギリギリッ
ジン「困り事の対象はアレだろ。なら__」
『ダメダメダメッ!!! もういいから!!アンタの瞳孔にビビってあの人たち動けなくなってるから!!!つーか力強!!どんだけ殺したいんだよッ!! 私とのご飯と殺しどっちが大事なの!?』
ジン「.....。」
『え?なんでそこで黙るの?
つーか、テメェら何時まで突っ立ってんだよ。消えろ塵』
「「はッ、はいぃ〜!!」」
殺気放ったらナンパは走って逃げた。
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月23日 21時